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積読本は積読け!!

300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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水生大海『招運来福!まねき猫事件ノート』

(P[み]5-1)招運来福!  まねき猫事件ノート (ポプラ文庫ピュアフル)(P[み]5-1)招運来福! まねき猫事件ノート (ポプラ文庫ピュアフル)
水生 大海

ポプラ社 2014-11-05
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★★★☆☆
れっぽいが男を見る目がないママと二人暮らしの凪。お嬢さま学校にもなじめず、引きこもりがちだ。ある日ママの新しい恋人に連れられ、式年遷宮で賑わう伊勢神宮へ行くことに。そこで買ってもらった黒いまねき猫が突然しゃべり出した! 遷御の儀式の際に引越しし損ねた八百万の神のひとりだという。願い事を叶える見返りに人捜しを命じられた凪は、思わぬ事件に巻き込まれ――。


「まねき猫事件ノート」第1作。
 恋愛体質の母を持つ中学生の凪がまねき猫に憑いた黒猫のマネコと共に、自身に降りかかる災難に立ち向かう連作ミステリ。アンソロジーに収録された短編1本に書き下ろしの中編を加えて刊行された作品です。
 可愛らしげなイラストに猫ミス、ユーモアミステリと銘打たれ、ポプラ文庫ピュアフルのカラーに合わせた流行りのライトミステリテイストの作品に見えて、常に命の危機とスレスレな血腥さと人の悪辣さが見え隠れするのはハートフル指向の白水生にドロドロにエグい黒水生を一滴垂らしているようでもありました。この見極めがなかなか厄介で、収録作が2本しかないのも手伝って本作が日常の謎を扱っているのかガチの犯罪なのか、その作風を掴み難いのが読者に推理の方向性を戸惑わせる要因にもなっています。

 また、全体の半分以上を占める「凪とかわいい悪魔とお伊勢さん」ではママの会社の新作発表イベントに連れられたマネコが怪我を負った事件が解決する間もなく旅行先にて誘拐騒動が発生し、両者の関係があやふやなまま身代金受け渡しといったサスペンス展開に放り込まれてしまうため、どれが主軸なのか不明瞭になってしまったのも宜しくないです。ロジック部分は悪くないのに取り組むべき謎はどこなのか目移りしてしまい、せっかくの推理パートが思うように効果を発揮できていませんでした。
 今巻の1冊を通してこのシリーズの読み方を把握できたことで、続刊ではより楽しめるようになるだろうと期待したいところです。


泡坂妻夫『迷蝶の島』

迷蝶の島 (河出文庫)迷蝶の島 (河出文庫)
泡坂 妻夫

河出書房新社 2018-03-06
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★★★☆☆
太平洋を航海するヨットの上から落とされた女と、絶海の孤島に吊るされていた男。一体、誰が誰を殺したのか? そもそもこれは、夢か現実か? 男の手記、関係者の証言などで、次々と明かされていく三角関係に陥った男女の愛憎と、奇妙で不可解な事件の、驚くべき真相とは!?


 ヨットを通して知り合うことになった3人の男女による痴情の縺れが生んだ謎多き遭難事件の顛末を綴る長編ミステリ。このところ復刊が続く著者の1980年に発表した第5長編で、こちらも復刊ミステリに力を入れる河出文庫の泡坂妻夫3作連続刊行企画の第3弾です。
 太平洋の大海原を漂う救難ボートからひとりの女性が救助されるのに端を発する物語は、絶海の孤島に辿り着いたとある青年がそこに至るまでの過程を語る手記と捜査担当者による聞き取り、救出された女性による述懐の3章から構成されていて、照りつける太陽と潮風香る別荘地でのセレブな大学生と大病院の令嬢、彼女の友人で大学のOGでもある女性との出逢いの日々はまるで異国の物語であるかのようです。

 遮るもののない青い海と航海、暴風雨と無人島、蘇っては殺しに戻ってくる死者、幻想的なモチーフとして登場する黒蝶というどこか浮世離れした道具立てに彩られる外国映画の如きロマンスは、時に美しく純情で、時に官能的でさえあります。その広大なスケール感にあって、至極シンプルで現実的な、小手先ともいえるトリックのミニマムさがギャップとなって最大効果を生んでいるのです。決してトリック一辺倒ではなし得ない、ちゃちでありきたりな仕掛けをストーリーひとつでこれほどにも映えさせる手腕こそが作者の小説家としての技量の高さでしょう。
 強いて申せば、オチを想定して書かれたためか些か都合の良すぎる箇所が見受けられる点で、一応の予防線がないではないにせよ読者を想定せずに記されたという体ですべてを告白している手記において、執筆者にとっていまさら損にはならないであろう情報が抜け落ちているのは“物語の外”に向けたサプライズの演出以上の必然性を欠いているのでは、と感じなくもありませんでした。


蒼井碧『オーパーツ 死を招く至宝』

【2018年・第16回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】 オーパーツ 死を招く至宝 (『このミス』大賞シリーズ)【2018年・第16回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】 オーパーツ 死を招く至宝 (『このミス』大賞シリーズ)
蒼井 碧

宝島社 2018-01-18
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★★★☆☆
貧乏大学生・鳳水月の前に現れた、顔も骨格も分身かのように瓜二つな男・古城深夜。鳳の同級生である彼は、OOPARTS――当時の技術や知識では制作不可能なはずの古代の工芸品の、世界を股にかける鑑定士だと高らかに自称した。水晶の髑髏に囲まれた考古学者の遺体、夫婦の死体と密室から消えた黄金のシャトル……謎だらけの遺産に引き寄せられる ように起こる、数多の不可解な殺人事件。難攻不落のトリックに、変人鑑定士・古城と巻き込まれた鳳の“分身コンビ”の運命は?


第16回このミステリーがすごい!大賞受賞作。
 赤の他人なのにそっくりな見た目を持つふたりの大学生がオーパーツこと“場違いな工芸品”の絡んだ殺人事件を解き明かす連作ミステリ。宝島社にしては珍しいくらい正統派な本格ミステリであり、昨年このミス大賞の超隠し玉と銘打たれ刊行されるも諸々甘いところもあって厳しい評価を下さざるを得なかった村上暢『ホテル・カリフォルニアの殺人』と比較しても違いは歴然でした。胸を張って本格と名乗れる内容です。
 この手のジャンルでよく取り扱われる超能力や心霊現象ではなく、実在のオーパーツを題材に蘊蓄を交えたミステリとなっているのも超常現象ファンとしては嬉しいところで、かつて学研M文庫より発売された未確認生物(UMA)がテーマの田中啓文『UMAハンター馬子』と並び、『ムー』系ミステリの新定番になり得る作でしょう。

 収録作は水晶ドクロ、黄金ジェット、恐竜土偶、ストーンヘンジをそれぞれフィーチャーした短編4本に後日談を加え、どれも物理トリックが主体となっています。中でも投稿時、表題作にも掲げられた「十三髑髏の謎」が突出していて、唯一の出入り口としてネコ用のドアのみを有した鍵の掛かった部屋にて、十三個の水晶ドクロに囲まれ何らかの儀式に見える形で絶命した被害者というオーパーツに相応しいオカルトめいたシチュエーションの密室が明瞭且つ機械的に紐解かれる快作です。
 その他の3篇はそれほど独自性が高いとは言い難く、紛れもなく本格と呼べる水準にはあれど多作な作家の単行本ならともかく、ミステリ系新人賞の受賞作として改めて送り出す意義を持っているかと些か押しが弱いかもしれません。作者がメフィスト賞の下段で常連だったらしいのにも妙に納得です。どちらかといえば鮎川賞向きなような。
 ユニークなのは後日談において連作短編型のミステリに常ともいえるどんでん返しを敢えて手放している点です。4本の短編に仕込まれた共通項を指摘した上で、真犯人の炙り出しやさらなる真相の開示といった本格ミステリ的構造には持っていかないことでオカルティックな側面をより強め、作品に合致したテーマ性を深めているのはオーパーツという主題を活かしたぴったりな落とし方でした。


ケリー・トンプソン(作)&マルコ・ケケィト(画)『スター・ウォーズ:キャプテン・ファズマ』

スター・ウォーズ:キャプテン・ファズマ (MARVEL)スター・ウォーズ:キャプテン・ファズマ (MARVEL)
ケリー・トンプソン マルコ・ケケィト

ヴィレッジブックス 2018-01-31
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★★★☆☆
銀色の装甲服に身を包み、ストームトルーパーを束ねるファースト・オーダーの幹部、キャプテン・ファズマ。レジスタンスの奇襲にファースト・オーダーが大打撃を蒙ったスターキラー基地での決戦を、彼女は如何にして生き延びたのか。そして、奇跡の生還を果たしたファズマを待っていた、新たなる試練とは……。


  『EP7』でフィンの手によってダストシュートに放り込まれたキャプテン・ファズマが爆発の迫るスターキラー基地を脱出し、再びファースト・オーダーと合流するまでのミニシリーズ「ジャーニー・トゥ・最後のジェダイ」の1作です。誰もがアレで死んだとは信じなかったとはいえ『EP8』で終盤のみの出番になってしまったのもさもありなん。『EP7』から地続きな映画本編の裏側にまったく無関係の冒険をひとつこさえてしまうやりすぎなくらいタイトなスケジュールがなんとも「スター・ウォーズ」のスピンオフらしいと言いますか。ぶっちゃけこの話いる?と訊きたくなるような内容のなさはもう少しどうにかならなかったのかと……。

 物語は『EP7』のクライマックス直前、いままさにレジスタンスのスターキラー基地攻撃が行われる最中、その原因の一端でもあるバリアを解除した証拠を隠滅するため、自らの罪を知るファースト・オーダー士官のリヴァス中尉を消そうと地の果てまで追いかけるファズマと、偶然から彼女に巻き込まれることとなる女性パイロットのコンビによる追跡劇が綴られます。
 雪の降る森でカイロ・レンと対決するレイを横目に自らの獲物を仕留めまいと行動するファズマは、本編のあの場面にすぐ横でそんなことをやっていたかと思うとなかなかにシュールです。多角的な視点でスターキラー崩壊の一大事を群像劇的に膨らませたといえば聞こえは良いけれど、相当無茶してぶっ込んできましたね。どんなにダークでヒロイックなファズマが躍動感溢れるタッチでキメッキメッに描かれていても行き着く先が自分の不始末の尻拭いでしかない部分に本作の残念な要素が集約されています。

 それでも迷わず駄作と断じられるかといえば決してそんなことはなく。副読本としては極めて見どころがあります。
 リヴァスを追って海竜と魚人が支配する岩と海の惑星ルプロラを訪れたファズマの脳裏に、小説『ファズマ』にてブレンドルの宇宙船を探すため不毛のパナソスを横断した旅路が横切り、パイロットに思わずかつての仲間の名前である「シヴ」と呼び掛けてしまう場面には、ファズマもまた完璧無比な超人ではなく過去に囚われ続けている事実が垣間見えます。ルプロラの原住民に正体を隠すべくファズマは普段のファースト・オーダーの装甲服を脱ぎ、別のマスクとパイロットスーツで変装しているのですが、そもそもこの戦闘用にマスクを被ること自体がサイアの民であった“証”なんですよね。それをパナソスでの旅の途中、ステーションで手に入れた文明の利器たるヘルメットに換え、ファースト・オーダー入りした後ではわざわざ忌むべき故郷に戻り、あのときの艦からクロミウムのアーマーを作り上げている。これは決別であると同時に、「決別したい」と思い続ける心の表れでもあるのではないでしょうか。
 冷徹で人を寄せ付けず、自分の行いに対し躊躇も悔恨も抱かないファズマの心の奥底には、良きにせよ悪きにせよ未だ故郷への心残りがあり、それを否定したいからこそ縛られる。幾度ものピンチをものともせず、舞い戻っては周囲を破滅に導く死の女神が抱える目に見えない一抹の孤独がふとした瞬間に顔を覗かせているようでなりません。


デライラ.S.ドーソン『スター・ウォーズ ファズマ(下)』

スター・ウォーズ ファズマ 下 (ヴィレッジブックス)スター・ウォーズ ファズマ 下 (ヴィレッジブックス)
デライラ・S・ドーソン 甲斐理恵子

ヴィレッジブックス 2017-12-15
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★★★★☆
ファースト・オーダーの将軍ハックスとともに、惑星パナソスのかつての一大生産地、アラトゥ・ステーションに囚われたファズマたち。ここで生き延びる唯一の方法は、統治者アラトゥに気に入られることだという。ファズマは自身の武才を活かし、謎の戦士との決闘に挑むことになるが……。果たして彼女はこの危機を脱することができるのか?


「スター・ウォーズ ファズマ」下巻。
 昨年末に読み終えたまますっかり放置していた下巻の感想です。墜落したブレンドルの艦を目指し不毛の大地を往くファズマらが次に出逢ったの、はアラトゥと呼ばれる砂漠のオアシスを拠点とする武装集団。その支配者であるアラトゥの部下たちに捕縛された一行は退屈と熱狂に憑りつかれた民衆の見世物とされるべく、巨大コロシアムに選手として放り込まれます。
 死の惑星パナソスにもやはり生き残りは存在し、サイアの民とはまったく違った土地で異なる価値観を持ち生きている。現実の世界ではごくごく当たり前のことなのに、惑星単位でひとつの社会が形成されていることの多い「SW」ユニバースではこれまた珍しい視点です。同時にそれは、資源も何もない少ない土地縛られ縋って生きてきたファズマやシヴにとってはそれまでの苦難を根幹から否定されたにも等しく、どこまでも残酷でもあります。途中、一族の裏切り者となったファズマ一行を追ってきたケルド率いるサイアの民と戦闘状態に陥りますが、効率も生命も度外視し、ただ掟を守ることに縛られた本末転倒な愚かさも無常感を引き立てます。

 そんな過去への執着や後悔などおくびにも出さず、仮面を被り、ただひたすら生き延びるために巨大な敵を倒し、自らの障害となる存在を無慈悲に狩り取っていくファズマの雄々しさ、荒々しさはまさしく生粋の戦士にしてバーサーカー。触れるものすべてを破滅に追いやり、目的のため仲間すら切り捨てる彼女は死の女神と呼ぶに相応しいかもしれません。結局のところ彼女にとって他者とはどこまでも踏み台に過ぎず、肉親であろうが自分を慕ってこようが一切の情を持ち合わせていないのです。
 本書を読んだ後だと映画シリーズでさんざ恨みを買っているだろうフィンの身が心配でなりません。次会ったときには確実に殺されるぞ……。

 そうした中でヴィーへの尋問によりファズマの真の姿を理解したカーディナルが恩師であるブレンドルのため、忠誠を誓ったファースト・オーダーを守るべく彼女に挑み、圧倒的実力差をもって返り討ちにされたにも関わらず、その死を間際にしてパナソス以来誰にも見せなかった素顔を晒してみせたのは己の正体に辿り着き、正々堂々闘って敗れたカーディナルへのせめてもの敬意であったようにも感じられ、無感情で無感動の冷酷無比なマスクの下にあるほんのわずかに人間らしい部分を見た気がしました。
 カーディナルという実直な人柄のキャラクターの生き様を通して、その対極ともいえるファズマの素顔を覗かせつつも額面的にはまったくもってデレさせることなく〆たのはいち小説として非常に完成度が高いです。そのときファズマが何を想い、どうしてそんな行動をとったのかはあくまでも読者の想像に委ねられ、ファズマの孤高性は何ひとつも揺らいでいないのですから。
 また、戦場に立って初めてその者の戦士として真価がわかると述べるファズマの言が、カーディナルの託した想いが、この数年後ジャクーの村を襲った際にフィンの脱走という形で表出し、新たな世代の「SW」の幕明けを告げることになるのも来るべき未来を予見させ、大河ドラマの面白さが凝縮されたポイントです。
 
 『EP8』が公開してなお謎に包まれたファースト・オーダーの実態に迫っているのも大きな読みどころです。現状、公式に発表されているタイムラインでは本書と角川文庫刊の『ブラッドライン』が同時期のエピソードとされているのですが、今作でファースト・オーダー幹部にカイロ・レンが名を連ねているのを見るになかなか無理があるんじゃないかなぁと。この辺りの時系列に関してはまだまだ不確定な印象で、今後続三部作の完結を受けて『TCW』時代と同様、大幅な再編と再設定が行われそうです。
 それにしてもファースト・オーダー創成メンバーであるブレンドルは本書だけでは典型的な小物らしい役回りであまりカリスマを感じられませんでした。かといってファズマと謀議して父親を殺害したアーミテイジも上昇志向が高いだけで実力が伴わず、『EP8』ではあの体たらくですしFOのしょっぱさがいや増したような。
 レイ・スローンがいれば云々との話も出てきたので、この段階で彼女が生きているのか死んでいるのか、今のファースト・オーダーの在り方についてどう思っているのか、ブレンドルが皇帝のヨットを入手した経緯といい諸々の事情を明らかにしてくれる作品を早くも期待したいところです。


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プロフィール

はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

当ブログはリンクフリーです。
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2014年のベスト5

2014年に読んだ小説の       (暫定)ベスト5はこれ!!

2012年のベスト5

2012年に読んだ小説の        ベスト5はこれ!!

2011年のベスト5

2011年に読んだ小説の          ベスト5はこれ!!

1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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