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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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映画『ブレイド』

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マーヴ・ウォルフマン

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★★☆☆☆
愛情は人である証、母さんがよく言ってた。
ヴァンパイア・ハンターのブレイドは、黒人とヴァンパイアの混血として生まれてきた男。母親が臨月の時にヴァンパイアに襲われたのがその原因で、彼は己の忌まわしい運命を呪いつつ、世界制覇をもくろむヴァンパイア達を抹殺する使命に燃えていた。強敵クインも、一度捕らえて焼き尽くした。しかし検死に回されたその遺体は起き上がり、女医カレンの首を咬んで逃走する。仲間のウィスラーがいるアジトで、血清を注入して彼女を助けるブレイド。そんな頃、人間社会と共存し続けてきた純血ヴァンパイアのリーダー、ドラゴネッティは、ブレイドの母を死に追いやった張本人であり、世界制覇の野望を持つフロストに警告を与えていた。彼は古代予言書「マルガの再臨」を解読し、全能の力を得ようと企んでいたのだ。 (1999年 アメリカ)


「ブレイド」シリーズ 第1作。
 地上波で放送があったものを録画視聴――って、ま た ベ ラ ナ か 。
 先週の午後のロードショー『セルラー』に続いて、本作のヒロインも五十嵐麗さんが吹き替え。いや、まぁ洋画の吹き替えは聴いたことのある声が多かったりするので仕方がないとはいえ、1週間も経たずに同じ枠で放送される映画に同じ人が使われていると、ちょっと入り込みずらかったり。私の中では五十嵐さん=ベラナ・トレスなので、どうしてもクリンゴン的なイメージがついてしまうのです。

 それはともかくこの映画、一応はスタイリッシュアクションなのだそうですが、そこまでのスタイリッシュさはなかったです。格闘の最中でいちいちキメが入るのは、ちょっとどうにかならなかったのかしら。観ていて違和感が凄まじいです。
 また、これが10年以上も前の作品だからなのか、映像センスに古くささを感じる場面もちらほらとあり、ちゃちぃCGとしょぼい演出の数々は、正直見るに堪えられませんでした。特に地下鉄でのバトルは妙ちくりんな演出のせいで何をやっているのか画面から汲み取り難くなっている上に、それがまた観ていてダサいと言わざるを得ないような映像になっています。ヴァンパイアたちを退治して瞬時に骨にするところも、肝心の骨のCGがお粗末すぎてびっくりしました。

 ストーリーにも取り立てて特別視するような要素はなく、よくある同族殺しもののヴァンパイアハンター映画で終わってしまっている。なんとか最後まで鑑賞しましたが、途中で止めようか止めまいかと悩んだくらいです。
 シリーズ一挙放送ということで『ブレイド2』、『ブレイド3』も録ってはいるけれど、たぶんもう続きは観ないかなー。

 それはそうと、午後のロードショーでホイットニー・ヒューストンさんの追悼企画が組まれたためにまたもや『殺人魚フライングキラー』が延期になってしまいました。去年は震災で放送が見送られたし、なんとも地上波運に恵まれない映画です。
 『ボディガード』は前に観たときにレイチェルの態度があまりにも腹立たしくて「ふざけんなっ!」とブチ切れましたね。いや、「I Will Always Love You」は好きですけど。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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