2012.02/18 [Sat]
映画『セルラー』
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★★★★☆
生物教師のジェシカは、自宅に押し入った見知らぬ男たちに誘拐される。リーダー格のイーサンは、ジェシカをある家の屋根裏へ監禁し、部屋の電話をハンマーで壊して出ていった。ジェシカは、粉々になった電話のワイヤーを接触させて信号を送ると、ライアンという青年の携帯につながった。最初は取り合わなかったライアンも、ジェシカの緊迫した声に押され、幾度となく切れそうになる電波を持たせながら、ジェシカを救おうと奔走する。 (2004年 アメリカ)
地上波で放送があったので録画視聴。
前々から興味があった映画のひとつで、今回テレビ放送があると知って心待ちにしていました。
観始めてまず、ジェシカの吹き替えが『スタートレック ヴォイジャー』のベラナ・トレスだ!とテンションが上がっていたら、ジェイソン・ステイサム演じるイーサンが『スタートレック エンタープライズ』のアーチャー船長じゃないですか!! なんという夢の競演。スタトレファン(トレッキーとは言わない……)としてはこの段階で既に大興奮ですよ。
主人公のチャラ男くんが偶然掛かってきた1本の電話で助けを求められ、悪戯かと思い軽くあしらっていたら段々とことの深刻度がわかってきて、見ず知らずの彼女を助けるために駆けずり回るサスペンス映画です。ライアンが後手後手に回りつつも奮闘する中で、物語の随所にナチュラルな笑いを入れてくるのが本作の特徴で、本人は至って真面目なのに傍から見ると滑稽に見える、狙いすぎない演出が良かったです。
出番は少ないながらも、キャラが立ちまくりでウザいことこの上ない弁護士のキャラクターもグッド。失礼かもしれませんが、これがまた顔からしていかにも小憎らしい。『ザ・グリード』のパントゥーチに次ぐ名脇キャラといっても過言ではありません。
内容をここで深く語るような映画ではないものの、90分間を十二分、十三分に楽しめました。
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