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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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相棒 Season 10 第15話「アンテナ」


★★★☆☆

千束署の刑事・相原が突然米沢を訪ねてきた。相原は、かつて米沢と組んで、警察の天下り先でもある青少年防犯協会の横領事件を解決した熱血刑事。千束署管内で起こった連続通り魔事件で採取された繊維片を警視庁本部で詳しく分析してほしいというのだが、所轄の鑑識で調べたのなら結果は同じだといって断る米沢。懇願する相原から米沢が逃げようとしていたところ、以前米沢から噂にきいていた敬愛する刑事・右京と遭遇。"頼まれたらなんでもやってくれるんですよね?"と右京に詰め寄る。


神戸君、卒業 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 公式HPにて神戸尊が Season 10 をもって卒業することが発表されました。Twitterもやっていない情弱な自分は今日になってようやく知った次第で。もはや『相棒』ファン失格レベルですね。
 古野まほろ公式広報や講談社ノベルス公式もあるし、やっぱりTwitterのアカウントくらいはとっておくべきですかねー

 それはさておき神戸君の卒業騒動ですよ。既にネット上では物議を醸しているようですが、薫ちゃんが辞めたときに「亀山薫以外で『相棒』はありえない」とさんざん言われてきただけに、今回神戸君の卒業を惜しむ声が多いのは嬉しいです(勝手にスタッフ目線!?)
 私はというと、何度も書いているように神戸君の卒業は前々から期待していた展開だったので、今回の発表にはようやくやってくれたかという思いでいっぱいです。前シーズンの「暴発」、そして今シーズンの「贖罪」の例を引くまでもなく神戸君と右京さんの「正義」は相容れないものがあります。こうなったらもう安易な馴れ合い路線はかなぐり捨てて、薫ちゃんの時代にはできなかった徹底的なまでの決別を描いてほしい。

 前置きが長くなってしまいました。
 今週は『鑑識・米沢守の事件簿』で米沢さんと組んで捜査に当たった所轄の刑事・相原さんが登場です。そのせいもあって特命係が出張らないで米沢さんと相原さんだけのシーンも意外と多い。今回の放送を観る限り、スピンオフ映画再びは難しいにしても、1シーズン20話のうちに1話くらいは特命係のふたり出さないサブキャラ主役回を作るのも、充分にアリな気がします。
 ただでさえ『相棒』は謎解き主体のミステリドラマであり、神戸君が加入してよりスマートになった中で、相原さんの熱血で直情、周りが見えていない系の刑事はかなり浮いた存在です。どちらかといえば、この手のキャラクターは同じ枠の『はみだし刑事・情熱系』にごろごろしていそうな感じです。途中から兵吾くんにしか見えなかったもん。
 そういったまるで趣を異にする人物を『相棒』の世界観にぶち込んでみるとどうなるのか、というのが本作の試みだったのではないでしょうか。

 事件自体はオーソドックス。物語の中核も「ひきこもり」テーマで、既に様々な作品で幾度も描かれてきたものではあります。ただし、そこは『相棒』。事件解決への手掛かりを握るひきこもり青年にスポットを当て、彼がひょんなことからズレてしまった旨を表現する一方で、犯人の動機部分にも同じくアンテナの感度とズレの話を持ってくる。このあたりの落し方が上手いですよね。
 ラストもありがちながら、救いのある展開で良かったです。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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