積読本は積読け!!

300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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相棒 Season 10 第7話「すみれ色の研究」


★★★☆☆

女性研究員が首を吊った状態で発見された。後日、「父は疑われているのでしょうか?」と右京のいない特命係に一本の電話が入る。出たのは尊。電話の相手は女子高生。父親というのは、女性研究者の共同研究者で電話を受けた尊が研究室へ向かうと、なぜかそこにはすでに右京の姿があった。女子高生の父親は右京の大学時代の友人だという。その父親を庇うようにも見える右京の言動に尊は反発し、1人で捜査を進めるが……。


 予告で期待していたほどには盛り上がりませんでした。トピックである神戸君と右京さんの対立も、右京さんが友人だからって罪を見逃すようなやわい精神の持ち主じゃないことは重々わかっているし、神戸君が右京さんを殴った時点でさすがにありえないだろ、とすべての視聴者が“裏”があることに気付いてしまったハズです。相変わらず無茶な手段をとるところは特命らしくて良しでしたが。

 右京さんの友人が登場するのは長いシリーズの中でもかなりのレアケース。屁理屈を捏ね、意地っぱりな態度をとる右京さんがお茶目です。しかし大学時代まではミステリ作家志望だったのか。しかも賞まで獲っているなんてどんだけ完璧超人なんですか。さすがは刃桜の会!
 そんな友人の頼みで捜査に出向く右京さんと、父の雑誌に挿んであった名刺の番号に連絡してきた女子高生の依頼を受ける神戸君のふたりがそれぞれ別ルートで事件に迫ります。個人的には右京・神戸コンビはバラバラに動いていたときの方が面白い。一心同体だった薫ちゃんとは違い、神戸君の場合は右京さんを打ち負かしてやろうという野心(?)に溢れているからでしょうか。

 子を想う故に嘘を吐く父親と、父を信じつつも一抹の不安を覚える娘のドラマは割とありきたりではあったけれど、岡野真也ちゃんのくるくる変わる表情の演技も手伝ってか、思った以上に印象に残るお話でした。
 ちなみにタイトルの元ネタは言うまでもなくシャーロック・ホームズ。『○○色の研究』ってもじりはもはや王道ですね。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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