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相棒 Season 10 第6話「ラスト・ソング」


★★★☆☆

伝説のジャズシンガー"ミス・アンルーリー"こと安城瑠里子の復活ライブ。そのステージの休憩の合間に、ライブをサポートしていたイベント会社社長・鎌谷充子が遺体で見つかった。充子はライブハウスのビルの5階から転落した事故死のように見えたが、偶然ライブにきていた特命係の神戸尊は、遺体のそばで無傷の携帯電話を発見。充子が持って転落したのなら無傷のはずがない。疑問を抱いた杉下右京と尊は捜査を始め、ステージを終えた瑠里子に事情を聞くが、「次のツアーのことで、充子ともめていた」と自分から話すなど、挑戦的で一筋縄ではいかない瑠里子の証言に振り回される。


 孤高のジャズシンガー・安城瑠里子の生き様、とでもいうのでしょうか。お客さんをはじめとして、他人ことなど我関せずで思うままに生き、感じるままに歌ってきたミス・アンルーリーが最後の最後で見せた弱みと、それでも貫く自分のスタイル。
 ううむ、「ラスト・ソング」ね。あそこでアンルーリーに歌わせないあたり、安易なほっこり感動路線に持ち込むまいとする『相棒』スタッフの気概が見えました。

 倒叙ミステリに捻りが加えられていたのも意外性があって良かった。私は倒叙モノはあまり好きではない上、今回のような職人モノ/業界人モノは『相棒』の中でも特に得意じゃないタイプのストーリーです。なので内容そのものに惹かれる要素はなかったのですけど、それでも退屈といったこともありませんでした。
 ところで、今週も演出が凝っていましたね。閉めたドア越しにシルエット同士で会話させてみたり、防音ガラスの向こうでのやりとりを字幕で表現したり。ぼーっとしながら観ていたらいきなり字幕が出てきてびっくりしました。こういう試みは画的にも面白いし、今後も恐れずチャレンジしていってほしいです。そして毎回エンドロールで演出家の名前を見逃す……。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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