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2Dアニメ版『スター・ウォーズ クローン大戦』

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★★☆☆☆
時は実写映画「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」から4カ月後。分離主義勢力のリーダー、邪悪なドゥークー伯爵との戦い「クローン戦争」が、銀河をよぎる炎のように共和国中に広がってきた。ジェダイ騎士団は新しく形成された共和国軍を率いる役割を担うことになり、アナキン・スカイウォーカーは将軍オビ=ワン・ケノービのもと、前線で指揮官として戦うことになる。一方、ドゥークー伯爵は、ジオノーシスの戦いの後、内乱で荒廃した惑星で謎の女戦士アサージ・ベントレスを見出す。アサージは2本の赤い光刃のライトセーバーを巧みに使い、分離主義勢力のなかで頭角を現わすのである。共和国のジェダイ騎士団率いるクローン軍と分離主義勢力の壮絶な戦いは、いかなる局面を迎えるのか……。


『シスの復讐』公開当時以来の再鑑賞。
 『EP2』と『EP3』の間の出来事であるクローン大戦を描いた本作は、CGアニメ版『クローン・ウォーズ』ができた現在、黒歴史扱いにされたと受け取っている人も多いようですが、実際のところはそんなこともなくて、一応2Dアニメ版は開戦1年目の22BBY(ヤヴィンの戦い=EP4 から22年前)で3Dアニメ版は開戦から2年目の21BBYという設定になっているようです。ただしアナキンが辺境惑星でミミズちゅるちゅる&議長誘拐事件のパートに限っては『EP3』の直前のお話です、と。まあ同じく『EP3』に直結する『悪の迷宮』との兼ね合いを考えると、どちらにしても上手いこと折り合いをつけなくちゃ、なのですが。

 時系列的には先日刊行された『SW ボバ・フェット(4)』が邦訳小説では直近のエピソードに当たり、そちらで活躍した賞金稼ぎのダージも分離主義勢力の主力としてムウニリンストでオビ=ワンと戦います。これがまた強いのなんのって。タタリ神だか魔人ブウだか知らないけれど、ダメージを受けてもすぐに回復するし、バラバラにされてもまるで堪えない。スライムみたいな身体構造です。最終的にオビ=ワンに倒されたように見えるのですが、実は破片が生きていて……というJホラーな展開で幕を引いていました。
 他にもアサージ・ヴェントレスとアナキンとの対決やグリーヴァス将軍VSジェダイ×4、キット・フィストーの水中戦闘といったバラエティ豊かなバトルシーンが用意されていて、映画では良いとこなしだった評議会メンバーの活躍する姿も見ることができます。

 ただ、全編通してひたすらバトル!バトル!バトル!なのでメリハリが感じられず、結果的に単調で退屈になってもいます。加えて特にVol.1はキャラクターのセリフが極端なほど少なく、状況設定や登場人物を紹介しようという意図すら感じられないばかりか、戦闘中がひたすら無言だったり演出の間がすこぶる悪かったりと長時間の鑑賞に耐え得るレベルには到底ありません。もともとが3分間の帯番組を繋げたものなので仕方ないっちゃ仕方ないのですけど、軸となるストーリーがないままに延々戦闘を繰り広げるのは如何なものかと。最初の30分くらいで早くも飽きがきます。
 私がこの2Dアニメ版が好きじゃない理由はもうひとつあって、ジェダイの能力がハイパーインフレを起こしていてもはや「なんでもアリ」状態に陥っているのです。100体以上はいるかと思われるスーパーバトルドロイドを素手で破壊し尽くすメイス・ウィンドゥとか明らかにやりすぎでしょ。北斗神拳じゃないんだから。ヨーダがキャプテン・タイフォ(味方!)にマインドトリックを仕掛けるのも倫理的におかしい。ジェダイの凄さを強調したいがために様々なものを犠牲にしちゃっている。

この作品が好評で、映画版『CW』がいまいち評価されていない事実がまったくもって理解できません。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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