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映画『牙狼<GARO> ~RED REQUIEM~』

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★★★☆☆
勘違いするな。俺が救ったのはおまえの命だけじゃない。
ひとつの命の先には家族があり、友があり、そして愛する者がある。俺はその命を守るために闘っている。

魔界より闇を通じて出現し、人間を喰らう魔獣ホラーの陰我を断ち斬るべく、魔戒騎士は戦い続けていた。その最高位の証“ガロの称号”を持つ黄金騎士・冴島鋼牙は、人々の為“守りし者”としての宿命に生きている。そんなある日、七つのエレメントに罠を張る“使徒ホラー”が人間界の闇に降臨。鋼牙は新たに“使徒ホラー”殲滅の使命を帯び、魔戒法師のアカザ、その弟子のシグト、そして烈花と共に茨の試練へと旅立つのだった……。 (2010年 日本)


 昨年公開された深夜特撮番組「牙狼<GARO>」の劇場版です。3D映画として製作された本作の劇場公開は3D版オンリーだったので、『アバター』を観て「まだその域には達していない」と感じた身としては見送っていたのですけれど、この秋(というか今週)からスタートする新テレビシリーズの予習のために借りてきました。
 ストーリーは至ってシンプル。とある港町を訪れた鋼牙がその街に巣食う使徒ホラー・カルマを倒し、再び去っていく――端的にいってそれだけです。テレビシリーズから続投しているのは主人公の鋼牙とザルバのみ。それ以外の登場人物はまったく新規のキャラクターたちでありながら、「牙狼」の世界観がしっかりと確立されているのはさすがのひと言。初っ端からアダルト要素のあるダークなアクションホラーとしての作風は健在です。

 劇場版だからといって取り立てて気負った部分や派手なところはなく、むしろ敢えて淡々とした作りに努めたきらいすらあります。永遠の命を願った男、カルマに父を殺された魔戒法師の少女、復讐の意思に駆られる少女を導く黄金騎士。これら簡素で素朴な物語をどこかうら淋しい寂寥感が引き立てる。
 烈火に焦らないことを教える鋼牙のすっかり悟った成長っぷりにはテレビシリーズ、スペシャルと見守ってきただけに感慨深いです。鋼牙の声もかなり低くなっていてびっくり。初め、誰か違う人が喋っているのかと思いました。個人的には昔の方が良かったなぁ。貫禄というよりもムリして低い声を出しているように感じてしまって。

 戦闘場面はアクション、CG共に相変わらず気合が入っています。烈火役の松山メアリ嬢が、肉感的な太もものせいかどうにもキレに欠けて重く見えてしまわなくもないのですが、新体操経験からくる身体の柔らかさには目を見張るものがあります。
 牙狼の鎧もフルCGとは思えない完成度。完全に実写だ、これ。英霊たちの力を受けて変化する のし紙Ver.(詳しい名前は知らない)の牙狼がちょっとカッコ悪いデザインだったのは残念でした。
 日本人は邦画や特撮作品を低く見る傾向がありますけど、日本産でもこれだけのクオリティのVFXを用いた本格アクション映画があることをもっと多くの人に知ってほしいですね。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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