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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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ドラマ総評:『新・警視庁捜査一課9係 season 3』

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深沢正樹

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★★★☆☆
若い女性の死体が発見された。14係の係長に昇進した村瀬に代わって青柳が主任になった9係が現場へ急行。その9係は、新たに新田という新人を迎えていた。新田をいじりながらも直樹らにテキパキと指示を出す青柳。なにやら雰囲気の変わった青柳に首をかしげる志保だが、矢沢によると主任らしく(?)髭をたくわえ始めたらしい……。真澄の検視によると、被害者は別の場所で殺害され遺棄された可能性が高いという。被害者の髪に付いていた繊維片も殺害現場で付いた可能性もある。そんな報告のついでに真澄は村瀬が14係でコンビを組んでいる女性刑事の話題を持ち出し、志保を苛立たせる。
犯人検挙率は警視庁トップの凄腕集団!! 「9係」の6人の刑事たちが、難事件を解決していく!! 全11話。


「警視庁捜査一課9係」第6シリーズ。
 『相棒』と交代で放送されている水9の刑事ドラマ『9係』も何気に6シリーズ目まで来ました。今期は連ドラとしては『江』に次ぐ視聴率だったそうで意外と人気が出てきているのかしら。
 前シーズンのラストがああだったので今期は主任の脱退がほぼ確定的、プラスαで小宮山くんも移動? 新メンバー加入?? といった予想を立てていましたが、主任の14係への異動と新メンバー加入は当たりでしたね。ただし第1話だけ。公式サイトやテレビ誌のあらすじという壮大な釣りに完全に踊らされました。変人の係長に付いていけるのは改めて浅輪くんだけということで、新人くんは早々に部署変更を申し入れ、さらには部下の不祥事で主任まで出戻ってきましたよと。やっぱり9係はこの6人が警察にあるまじき仲の悪さでわいわいがやがややっていくのが面白い。まさか青ちゃんが9係の主任になるとは思いませんでしたがw

 他に誰か適任がいただろうと視聴者全員に感じさせつつも意外ときちんと指揮を採っているのが驚きです。まあ相変わらず手柄をひとり占めしようと情報隠しは日常茶飯事なわけですけれど、それでも取調室の机を投げ飛ばしたりの荒々しさがなくなってしまったのは残念。青ちゃんといったら取り調べシーンですし。
 村瀬元主任は一度外に出て辞表覚悟で戻ってきたからなのか、幾分カドが取れたのが良かった。ここ最近のぴりぴりしてヒステリックな主任は観ていてキツいものがあったので。というか主任が元主任になって青ちゃんが主任になるとか、呼び方的にややこしい! 私はこれまでどおり主任は主任、青ちゃんは青ちゃんと呼びますよ。
 サブキャラ勢も復活の兆しが見えてきました。福太郎や早苗ちゃんの登場、不幸じゃない綺麗な妙子さんは嬉しいですね。倫子ちゃんと係長の仲もすっかり修復されて良い親子関係になってきています。あとは、つかさちゃんェ……。「主任とつかさちゃんの再会がスピンオフ小説で読めます」とかさぁ! そこはドラマ内で描いておこうよ!!

 今シーズンは前年と違い、事件自体が印象に残るような回は特になかったのですが(オイ)そこは次クールの『相棒』にお任せしておいて。『9係』はキャラクターのやりとりに笑うドラマですからね。来年の放送も楽しみに待っておきましょう。次シーズンは青ちゃんが主任を解かれ、村瀬9係主任が復活しているに150票入れときます。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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