スター・ウォーズ クローン・ウォーズ 2nd season 第20話「デス・トラップ」

　ついに『CW』にボバ少年が参戦！ 小説「SW ボバ・フェット」と同様に元ジェダイ候補生の女賞金稼ぎオーラ・シングと共に行動しているようです。当然のことながら「ボバ・フェット」のシリーズを踏まえてのこの組み合わせなのだろうし、いやぁ小説を読んできて良かった。嬉しい嬉しい。もっともオーラ・シング自体は 1st season 最終話のズィロ・ザ・ハット奪還作戦でキャド・ベインと一緒にコルサントに乗り込んでいたので『CW』初登場なわけではありませんが。
　ボバ少年も憎たらしい表情を見せておきながら、兄弟や無関係の船員に危害を加えることに抵抗感を持っているなどまだまだ甘ちゃんな部分があってひと安心です。この純粋なところがボバ少年の魅力なんですよね。

　ただシーズンフィナーレが近いとはいえ、いきなりサーガの重要キャラが前振りもなく暗殺を仕掛けてきて、失敗して逃亡、はいさようなら、じゃいくらなんでも唐突に過ぎるというか。いままでのエピソードに比べてやけに浮いてしまっている印象はあります。今回のような話をやるならば最初からボバ少年の目線で、どういった経緯でメイスの所在を掴んで、どうやって兄弟たちの中に紛れ込んできたのかという過程は見せてほしかったかな。

　来週は今回の続きのようですけど、予告を見る限りゴールディーVS R2 の「ドロイドの決闘」再来の予感しかしない……そういう話じゃないよね？