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映画『インビジブル2』

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★★☆☆☆
違う、殺したいから殺してる。
ライズナー研究所のパーティーで、一人の博士が首を切られて殺される。通報を受け、フランク刑事とリサ刑事が現場に駆けつける。犯人は大量の血を浴びたはずなのに、誰にも目撃されることなく逃走した。床に残る血染めの足跡は裸足……。異常な現場にライズナー博士とビショップ大佐が現れ、フランクとリサに退去を促す。国防総省が直接調べるというのだ。さらに二人は、犯人が次に狙うと見られるマギー博士を警護を命令される。 (2006年 アメリカ)


「インビジブル」第2作。
地上波放送があったものを録画して視聴。
 前作の出来事についてはセリフ上で言及がある程度でキャストその他はまったくの別物。連続性は皆無に近いので本作から観ても問題はありませんが、まあ観ないで終えるのが賢明でしょう。
 『インビジブル』は透明人間になることでだんだんと欲望が抑えられなくなり次第に狂気に奔るようになった科学者の悲哀を描いた――ように見せかけて、透明になったのを良いことにやりたい放題エロいことをするというどうしようもない作品(褒めてますw)でした。しかもなぜか後半になって透明人間VS人間のモンスター・パニック展開に突入するので、モンスター映画好きとしては思わぬ拾い物だったんですよね。

 続く本作は舞台を研究所内から街中に移し、見えない敵から逃げ回るサスペンス映画になっています。『プレデター2』『ロストワールド』『フィースト2』とだいたい2作目はこのパターンで失敗するのですけど、その類に漏れず見事にやっちゃった感じです。こういった作品は閉鎖状況、隔離された世界だからこそ、誰が死んで誰が生き残るかといったドキドキ感が生まれて楽しいのに。
 その上、最悪なことにこの映画、相手が透明人間なので姿が見えないのです。前作の研究所内のように閉ざされた環境ならば、敵が潜んでいることが明白なので緊迫感も生まれるのですけれど、都市部が舞台だと行動範囲が広すぎてぶっちゃけいるのかいないのかわからない。これで敵の姿が見えるのならまだ煽りようがあるものを、何もいないところでただひたすら逃げているから滑稽としか言いようがないです。「見えないから怖い」ではなく「見えないから怖くない」と受け取られた時点で作品としては完全にアウトだと思う。

 前作と比べるとエロ要素は格段に抑え目だったものの、透明人間が女性科学者を適当な試着室に連れ込んで「前から好きだったんだ!」とカミングアウトしながら脱衣を強要するあたりは、相変わらずのインビジブルクオリティでした。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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