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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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映画『スター・トレック(ST11)』

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君の父が船長だった時間はたった12分間だった。しかし、君を含め800人の命を救った。
宇宙の彼方に突如出現した巨大艦ナラダ。艦長のネロは惑星連邦の艦船を殲滅し、さらに恐ろしい計画を進めていた。理由は誰にもわからない。カークとスポック――かたやアイオワの農場で育った元不良少年と、かたや感情を抑制し論理にのっとって生きる青年――は共にエンタープライズに乗り込み、謎の巨大艦を追う。宇宙の運命は、正反対の個性を持つこの2人の若き男たちに委ねられた。新たなる伝説が幕を開ける――。(2009年 アメリカ)


 て、昨日のノベライズのレビューとまったく同じ写真のポスターとあらすじ(流用)ですけど、こちらは映画の感想です。
 観てきましたよ、公開日の初回。初日に行かなくてどうしてファンと言えよう?と勝手に思い込んで行ってきたわけです。まぁ朝ということと悪天候が重なって客の入りは良くなかったですけど、そこは今後の興行に期待しましょう。

 内容は、はっきり言って素晴らしすぎる! テンポ速いですね。くるくる変わる。
 迷ってるそこのあなた、今週末は劇場へGOですよ!これは“劇場で見るべき”映画です!
 確かに並行世界の物語と思ってしまうと心中複雑ですけど、きちんと旧作ファンへの配慮も成されているし。そこらへんの設定的なことは昨日のノベライズの感想でも述べたので割愛しますね。
 

今回の映画、特に良かったのが“映像美”と“音の表現”の仕方。
 全編に渡ってとにかくキレイなんですね、これが。冒頭から始まるU.S.S.ケルヴィンと採掘船ナラダの戦いでは、宇宙空間に散乱する破壊された艦の破片がまず目に飛び込んできます。そして攻撃を受けるケルヴィン。そのどれもが美しい!もちろん、人の生き死にが関わっているのでこんなことを言ってはアレかもしれませんが、とにかく美しいです。
 エンタープライズの艦内も、透明な輝きに包まれた白色で、これもキレイ。洗練された感じがよく出ています。『TOS』のエンタープライズは白が基調だけど、妖しい色のライトが点いていたりと、レトロ・フューチャーの権化みたいなところがありましたからね。スクリーンを窓(?)にしたのも良い雰囲気。映像とは違うリアル感がよく伝わってきます。
 通常のシーンでも意図的にガラスを通して眺めているかのような光の線(反射?)が入ったりと、一味違った効果が印象的です。
 また、カメラワークも凝っていて、艦内を走るシーンでは画が斜になったり、宇宙空間を飛ぶエンタープライズをまるで艦さながらにくるりと回って撮ってみせたり(うう、文章力が無くて表現しきれない……)して、観客参加型というかまるでエンタープライズの動きを追体験しているような感覚に襲われます。ちょっとしたアトラクションですよ、これ。これが『クローバーフィールド』で培った技術と手法なのか。いや、『クローバーフィールド』見てないんですけどね。生意気言ってしまいました。

 音の使い方も上手いです。映画で大迫力のバトルシーンがあるので、当然爆発したりして戦闘シーンは爆音大音量。しかし、そんな最中に急に音が無くなるシーンがあるんですね。それが宇宙に船員が放り出されるシーン。宇宙空間には空気がない=音が伝わらない、ということで画策されたエフェクトですけど、これが妙なリアル感を出してます。別のシーン、カークとミスター・カトーらが宇宙から自由落下を試みるシーンもまた同様、周囲の音が聞こえなくなります。臨場ですよ。


と、まぁベタ誉めなんですけど、ここらへんで気になった点をいくつか。
 まず、エンタープライズのデザイン、重くありません?ワープナセルの部分が殻みたいで、余計にそう見えます。初代&E型派としてはもう少しスマートな方が良かったかも。
 それから艦内のウフーラがいた辺りの天井とか機関室なんですけど、広すぎて逆に違和感。たぶん設定的にはあのくらいの方が忠実なんだろうけど、いままでの作品に慣れていると、もっとマンションの廊下みたいな感じの方が“ぽい”。まぁそれで昔まで、あんまり広いイメージが湧かないとぼやいていたんだけど。いざきちんとやられると――。
どんだけ、我がままだww

 あとチェコフ。あれは違う人だわ。特に髪。チェコフ自体、『TOS』で2ndからの参戦なんだからムリに変な出し方しなくて良いのに。あの子は新キャラとして扱ってくれれば全然OKなんだけど。
嬉しかったのはマッコイが医療室でクリスチン・チャペルを呼んでいたこと。オリジナル・クルーの中でジェニーとクリスチンだけ未登場だもの、今回。ちゃんと「いる」ってわかって一安心。でも、ジェニー……

あと、なんでロミュラン人みんな坊主なんでしょう?初心者への配慮かな?未来で失った仲間たちへの追悼の意だそうです。

とはいえ、大満足だったのであと1回は少なくとも劇場に足を運びます。
――ラストは鳥肌立った。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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