2011.07/17 [Sun]
西尾維新『朗読活劇 刀語 第零話 虚刀・鑢 /第九章』
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★★★☆☆
飛騨鷹比等を虐殺者だとそなたは言ったが、ならばどうしてそなたの手はそこまで血に塗れている?
「大乱の英雄」と呼ばれた、旧(ふる)き刀の物語!
原作者:西尾維新完全書き下ろしにより遂に語られる、虚刀流六代目・鑢六枝の真実!
第九章は汽口慚愧役の伊藤静が朗読を担当。
アニメ『刀語』第9巻の初回限定版DVD/BDに付属の特典CDに収録。
復活してほしい声優ユニットはDROPSとSD★Childrenとレ・ミィ×コトナ。声優ユニットのフェードアウト率は異常ですよね。そんなこんなで今回は伊藤静が朗読担当です。
本編に併せて先代の汽口慚愧が登場。平和主義者の心王一鞘流が一枚咬んできます。勿論、汽口慚愧自らの意思というわけではなくて飛騨鷹比等との取引の結果なのですが。
この十一代目汽口慚愧が相当な実力者らしく、木刀を持った老人ひとりを相手に六枝が六刀流=六人掛かりで攻撃するものだから、少なからずズルく見えてきます。意地や矜持など関係ない、とはまさにこのこと。攻撃するばかりか口でも相手を貶めるようなことを言って全力で隙を作らせようとするのもなんだかなぁ。
真剣勝負――いや、木刀と無刀では真剣とは言わないかしら(鑢七実ちっくに)――に卑怯もへったくれもないのはわかるけれども、これはちょっと六枝株を下げたと言わざるを得ないです。
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