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映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』

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★★☆☆☆
不死の海賊バルボッサからブラックパール号を奪い返した孤高の海賊=ジャック・スパロウ。自由な大海原に船出したはずの彼の前に、逃れられない宿命が立ちはだかる。それは、今から13年前のこと― ジャックはブラックパール号の船長となるため、自らの魂と引きかえに、船乗りたちが最も恐れる[深海の悪霊]デイヴィ・ジョーンズと[血の契約]を交わした。そして今、その“契約期間”は終わり、ジャックの魂を取り立てるため、巨大な闇の力が海底をうごめいていたのだ。“悪魔の裏もかくことのできる男”といわれたジャック・スパロウだが、今度こそ彼の命運は尽きようとしていた。その頃、海賊の血をひく青年ウィルと、その恋人で総督の令嬢エリザベスにも危機が訪れていた。待ちに待った結婚式の当日、二人はかつてジャックの逃亡を助けた罪で逮捕されたのだ。釈放の条件は、ジャックが持つ[北を指さない羅針盤]を手に入れること……。抗うことのできない力に操られて、ジャック、ウィル、エリザベスの運命は再び交差する。 (2006年 アメリカ)


「パイレーツ・オブ・カリビアン」第2作。
 子供向け映画の尺はどう頑張っても1時間半が限度でそれ以上だと子供の集中力が持たないそうです。大人向けであっても2時間半クラスになってくるとよほど面白くないと鑑賞し続けるのはやはり辛い。
 つまり何が言いたいのかというと、ごめん長い。飽きる。この薄い内容で150分もやった挙句、最終的にクリフハンガーで次作に続くとかどう考えてもありえない。どんだけまとめる能力がないんだよ、と。
 しかも時間は有り余るくらいあるのにジャックとジョーンズの過去の因縁などについてはまったくの説明不足なのがタチの悪いポイント。たとえばブラックパール号の船長になるのになぜデイヴィ・ジョーンズの力が必要だったのかとか、血の盟約とはそもそも何ぞや、もっともっといえばデイヴィ・ジョーンズがそもそもどういう存在でどうしてあんな海洋生物とのハイブリッドされた姿をしているのかもわかりません。
 そんな細かいところは無視してとにかく楽しめば良いじゃん、という意見もあるかとは思いますが、劇中での過不足ない設定説明はすなわち世界観の構築とイコールなのです。そこがおざなりになっている作品は説得力に欠けます。とても物語に没入できるわけがない。

 自分の命欲しさからかジャックが完全に卑怯者の小悪党になってしまったのも残念です。前作では偽悪者といった感じで悪ぶりつつも情のある部分が見え隠れしましたが、今回はウィルやエリザベスを平気で騙し、命すら懸けさせる。これはいくらなんでもキャラが変わりすぎでしょう。
 ジャックが協力を頼めばお人好しで“仲間”でもあるウィルが断るわけもないのに、どうして腹を割って話さないかなぁ。違和感ばりばりです。
 エリザベスが既に助かっていることを知らずジョーンズの船に乗り込むウィル、そんなウィルを救出しようとするエリザベスという意味不明な追いかけっこも見ていて不自然極まりない。その上今度はジャック救出作戦ときた。なんという救出のいたちごっこ。そもそもあれで死んだんじゃなかったん?
 砂浜でのデッドマンズ・チェスト争奪戦にしてもあれだけ苦労して助け出そうとしたエリザベスを完全無視してまでやるか?という感じでした。

 とにかく。次作『ワールド・エンド』も長いわ、この話の続きだわでまったく期待が持てない今日この頃。『2』になって魅力が増したのはノリントン提督だけですよ、まったく。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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