積読本は積読け!!

300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

Entries

映画『チュパカブラ』

チュパカブラ [DVD]チュパカブラ [DVD]
ブレンソン・ジョーンズ

インターフィルム 2004-11-05
売り上げランキング : 175276

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

★☆☆☆☆
絶対捕まえてやる。金のためじゃない。
それが俺の使命だ。

未確認生物“チュパカブラ”が人間を襲うモンスターパニック。L.A.郊外の街でペットが次々と殺される事件が発生。動物管理局のナバロが調査に乗り出す中、彼の前に「事件はチュパカブラの仕業」と言う女性研究者が現れ、ふたりは合同調査を開始する。 (2003年 アメリカ・イギリス)


 UMAファンとして一度は見ておきたかった作品。UMA映画はいままでにネッシーを題材にした『ロック・ネス』やモスマンがテーマの『プロフェシー』、ヴェートを扱った『ジェヴォーダンの獣』などいくつも観てきましたが、なんといっても今回はその名もずばり『チュパカブラ』! 私が本格的にUMA好きになるキッカケとなったアイツです。思い入れの深さが違う。部屋にフィギュアだって飾ってます――って、『ディープ・ライジング コンクエスト』の時にも似たようなこと言ってましたね。

 で、まあ言うまでもなくクソ映画でした。冒頭3分でクソ映画だとわかる明瞭さ。しかも2003年製作。たぶんD級くらいいったんじゃないかな、これ。いくらB級映画だからって吹き替え版の声優の演技までB級にしなくたって良いじゃない!(泣
 なんで棒読みだよ。緊迫したシーンのハズなのにシュールだよ。
 だいたいパッケージの写真からしてチュパカブラのイメージから掛け離れています。この手の超低予算モンスターパニック映画にしては珍しく誇張なくそのまんまのヤツが出てくるものの、丸っきりゴブリンじゃん。確かに背中にはトゲもあって、一時期出回った“チュパカブラの写真”を元に造形しているように思えなくもないのですが、これをチュパカブラと呼ぶには抵抗が……。
 おまけにこの生物、劇中の説明によるとテレパシーで会話をするとのこと。異星人とチュパカブラは親戚みたいなもの、とまで明言されちゃっています。どうやら本作ではチュパカブラ=エイリアンアニマル説に依っているらしいです。そんな(一般人には到底理解し難い)理由付けもあって、その挙動からはある程度の知能を持っているのが窺えます。ここもちょっとなぁ。私の中のチュパカブラ像と一致しない解釈で残念。
 こいつはチュパカブラではなく、便宜的にチュパカブラと呼ばれている生物なんだと強引に納得しよう。

 でも本作でいちばんダメだったのはラストです。お馴染みJホラーエンドは良いとして、クライマックスの締め方そんなん!?と衝撃を受けること間違いなし。このパターンは初めてかもしれない。主人公の存在意義どこいった?形式破壊すぎるでしょ!
 車を映すアングルの不自然さやビデオ画質の唐突な変化、無駄な長回し、登場人物総DQN、死体が明らかに呼吸している等々の問題点がささやかに感じられるほど、ひどかった。


しかし世の中には『チュパカブラ・プロジェクト』なる映画もあるようで。
……見てみたい!!


スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

当ブログはリンクフリーです。
お気軽にどうぞ。

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

ただいまの積読本

現在:456冊                        目指すは未踏の500冊! 最新の15冊を表示。                 冊数をクリックするとすべての積読本を見られます。

ブログ内検索

作家別作品アーカイブ

過去の読書記録はこちらから。 作家名が五十音順に、それぞれシリーズごとに見られます。

評価について

★☆☆☆☆ 破り捨てたい衝動に ★★☆☆☆ うーん。これはびみょ(ry       ★★★☆☆ 普通に面白いです ★★★★☆ 一読の価値アリ ★★★★★ 殿堂入り                ★×4以上は自信を持ってオススメ  ★×5はとりあえず読んでほしい傑作

2014年のベスト5

2014年に読んだ小説の       (暫定)ベスト5はこれ!!

2012年のベスト5

2012年に読んだ小説の        ベスト5はこれ!!

2011年のベスト5

2011年に読んだ小説の          ベスト5はこれ!!

1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

最近の記事

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

アソシエイト

アクセス解析