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積読本は積読け!!

300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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ムック『衝撃映像コレクション UMA篇780』

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メディアボーイ 2009-04
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★★★★☆
UMAヤママヤーはイリオモテヤマネコ(Prionailurus bengalensis iriomotensis)の学名が与えられた。
最新未公開驚愕生物多数掲載
・巻頭総力特集 UMA大国"中国"を行く
・世界の有名UMAベスト5
・地球にうごめく"未知生命体"の数々を徹底紹介

信じるも信じないもあなた次第!


 コンビニに寄ったらたまたま見つけたので、これは一UMA(未確認生物)ファンとしては目を通さねばなるまい、と手にとってみたのですが、あまりの出来の良さについつい買ってしまいました。

 ここからはちょっとディープな話なりますが、少々お付き合いください。
 この手の類のもの(幽霊や超能力なども含めて)は、世間一般ではいわゆるオカルト的な扱いで、面白半分の“ネタ”として書かれているものも少なくありません。私自身は、そんな“ネタ”本は読む価値がないと思っています。あくまでも真剣に、UMAについて知りたいからです。そのときひとつの尺度となるのが、既にニセモノと判明している写真や事件を、きちんとニセモノと明記しているかどうかという点です。
 たとえば、ネッシーの有名な偽装写真「外科医の写真」や、着ぐるみ論争を起こしたビッグフット映像「ロジャー・パターソン・フィルム」など、悲しいことにUMAの世界は偽装に満ち溢れています。そうやってニセモノであることが証明されている写真を、未だに“決定的写真!”的ニュアンスで掲載しているものが多々あることもまた事実です。しかし、逆にいえば、それらをはっきりとニセモノとして扱っている本こそ、信頼にたる資料であるという考え方もできます。



 で。この本です。600円という安価にも関わらず、オールカラー全UMA写真掲載。“信じるも信じないも~”といういかにもなコピーで、多少大仰な解説文も載っていますが、これで結構まじめなつくりをしています。
 まず、序文にイリオモテヤマネコのエピソードを載せています。UMAが決してオカルト的なものではなく、あくまで発見可能な新種生物の予備軍であることを示しているわけです。この“基本”を押さえているところに好感が持てます。

 そして、各々のUMAに対してもシビアに解説されています。スカイフィッシュの項ではその正体について「ハエなどの飛行する小型の物体の残像(モーションブラー効果)」という説を、わかりやすく紹介しているし、ニューネッシーの項でも組織サンプルの鑑定で「ウバザメのもの」と結果が出た旨を述べている(ただし、結論づけてはいない)。ジェニーハニバーの項でも「ガンキエイを加工した捏造だといわれているが…」と、含みを持たせつつも実際には否定の見解を記しています。また、鬼のミイラに関しては掲載した上で、捏造であるとはっきり言い切っています。捏造によって生まれたUMAというものも多いので、これは正しい判断です。
 また、実際にいる珍しい動物の事例で翼ネコなども載せています。
 
 個人的に気になったのが、放射能を食べる微生物。何やらやばい感じがします。あと、いくら染色体の異常とはいえ、明らかに別の生物っぽい豚の子供。エイリアン・カウもそうですが、“くだん”ってこういうことなのか!と妙に納得してしまいました。

 中国の太歳などレアなUMAの情報が載ってたのも嬉しかったですね。
 UMAファンなら早めにコンビニで確保を!


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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