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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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今週のクローン・ウォーズ

 今週は第6話「消えたドロイド」。グリーヴァス将軍の艦隊との戦いの中で、R2が宇宙空間に放りだされ、行方不明になってしまい、アナキンとアソーカがその行方を追うという話。
 実はこの話、SWシリーズにおいて、たびたび取り沙汰される“あの矛盾点”にひとつの答を与えた回ではないかと思います。
 
それは、エピソード4でオビ=ワンがR2-D2を「知らない」と言った件です。ご存知のとおり、オビ=ワン・ケノービとR2-D2は、エピソード1ではじめて会って以来、エピソード2、クローン大戦、エピソード3と長い年月を(アナキンを通して)共に過ごしてきたわけですが、エピソード4でR2と再会した際には、そんなことはまるでなかったかのように彼のことを忘れています。それは何故なのか?ファンの間では長年議論されてきました。
 
 で、今回。行方不明になったR2を捜すというアナキンに対し、オビ=ワンは執着は良くない感情だ、他のアストロメク・ドロイドを送るから我慢しろ、と言います。つまり、そういうことだったのです。アナキンにとって、R2はかけがえのない友だちであり、大切な相棒(声の区別までつく!)なのですが、オビ=ワンからすれば、R2はナビゲーションをこなす一介のアストロメク・ドロイドに過ぎず、それ以上でもそれ以下でもない。いわば、お気に入りの“カーナビ”や“フラッシュメモリー”みたいなもので、扱い的には“アイテム=道具”なわけです。
 アナキンが共和国軍の戦略データがR2内に入れっぱなしであることを伝えた途端、捜索を認めたり、なぜ戦闘前にデータを消さなかったと責めているのもその表れだと思います。“データを消す”という行為が記憶消去なのか、戦略データのみの消去なのかは定かでないですけど、仮に記憶消去だとしたら、通常の戦闘毎にドロイドをリセットしていることになるし、なおさら人間と同等の扱いでないことが浮き彫りになります。
 仮にそうだとすると、軽くショックです。

 しかし、そう考えると合点もいきます。つまりエピソード4のオビ=ワンは、R2-D2を“あのR2-D2”と認識すらしていなくて、単なるR2ユニットのうちの一体としか捉えていなかったのではないでしょうか(各個体でデザインに大差ないですし)。オビ=ワン自身、戦争の最前線に立っていたアストロメク・ドロイドが何十年も元気に動いているとは思ってないだろうし。
 と、まぁ深く考えてみたわけですが、どうなんでしょう?

 駄目な子、ゴールディーことR3-S6はアソーカの相棒になるのかな。スティンキーとかゴールディーとか、アソーカのつける仇名のセンス好きだわ。
 あと、グリーヴァス将軍、咳していたけど、やっぱり人体改造の拒否反応なのかも。




今週のバトルドロイド:やった!これでおいらが大将だ! (グリーヴァスの退出を見届けて)
              野心満々のドロイド隊長かわゆす


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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