積読本は積読け!!

300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(4)』

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)
伏見 つかさ かんざき ひろ

アスキーメディアワークス 2009-08-10
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★★★★☆
……いつもありがとう
「人生相談、次で最後だから――」妹・桐乃から突然の最後通告をされたものの、あの野郎、肝心の相談内容については何も言ってきやしねえ。一方俺は、あやせの相談にのってやってコスプレ大会に同伴したり、久しぶりに麻奈実を家に呼んだらとんでもねーことになったり、沙織が開いた「ケータイ小説発売記念パーティ」に呼ばれて行ったら、何故か桐乃や黒猫やらがメイドのカッコして出迎えてきたりと騒々しい日々を送っていた。そのうち段々と俺も、あれは聞き間違いだったのかもなぁなんて思い始めていたんだが……。


「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」第4作。
 オチがイラストなのを見てつい蘇部健一『六とん4』を思い出してしまった。
 ここまで本当に長かった……。長かったよ!! きりのんの挙動にはさんざんストレスを与えられてきただけに、今回の展開は感慨もひとしお。そりゃあ京介だって感激して泣きもするって。

 私は冗談抜きにこのシリーズは家族の再生のドラマだと捉えているので、今巻の桐乃の変化は決してデレたなんて俗な言葉では表したくはないし、また表すことも失礼だと思います。母親に関してはたぶん最初から子供たちをきちんと見ていた感はあるし、父親も1巻のラストと3巻の件で京介のことを認めたハズ。加えて本作で京介ときりのんの仲が修復されたことでおおよそ描き切った感があります。表紙のきりのんが笑顔になったのもつまりはそういうことですよね。桐乃の決断とあの終わり方からして、今後は物語が「外」にシフトしていくのかな。

 それにしても麻奈実が泊まりに来たときの桐乃は非道かった。大好きな兄貴とふたりっきりの日をブチ壊された腹いせにしても非道すぎる。結果的には怪我の功名、雨降って地固まるの荒療治だったわけですが。
――しかしこれできりのんが戻ってきたときにクソ生意気な妹に戻ってた、とかいうのは絶対やめてよね?

そういえば今回、『GetBackers』ネタがあったのが嬉しかったです。意外と守備範囲広いのね、この作品。私のような極めて普通な一般人(いつも公言しているようにアニメは『プリキュア』と『ポケモン』しか見てない!)はネットスラングはともかく、いわゆるヲタ系のネタは殆どわからないので。あと『とある飛空士への追憶』もわかりました。読んではないけど、積読知識。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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2014年に読んだ小説の       (暫定)ベスト5はこれ!!

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2012年に読んだ小説の        ベスト5はこれ!!

2011年のベスト5

2011年に読んだ小説の          ベスト5はこれ!!

1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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