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積読本は積読け!!

300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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相棒 Season 9 第5話「運命の女性」

★★★★☆

惚れっぽい陣川がひょんなことから知り合った奈緒と食事をしていたころ、空き巣に入られてしまった。犯人は鍵を使って部屋に入ったようだが、右京は陣川が「落とした」という鍵は何者かが空き巣目的で盗んだのではないか、と推理。しかも陣川は前日に駅前に結婚式の引き出物袋を置き忘れていた。右京と尊は陣川と引き出物袋を取りに行くが、陣川の袋をプレミアものの札入れが入っているからと朝一番に引き取りに訪れた女性がいたという。果たしてその女性は何者なのか? そして空き巣の目的とは?



 冒頭で陣川君が指名手配犯の顔に思い当たるシーンの演出が安っぽすぎて泣けてくるところでした。ただでさえこれ見よがしのギャグ演出は好きじゃないのに、ああいうやりすぎな軽い作りはいくらなんでも『相棒』には合わないって。
 そんなわけで映画の番宣で特命係“第三の男”こと陣川公平が Season 7 以来の登場。今週ひとつわかったのが陣川君と神戸君が前に一度会っているということ。察するにこれ、『劇場版Ⅱ』のことですよね。となると Season 9 は今年の映画版より時系列的に後の話になる……のか? 噂に聞く“衝撃の展開”というのも案外大したことない?? 謎は深まるばかりです。

 今回は日常の謎系の話。落としてしまった引き出物袋を取りに行ったら実は別の袋にすり替わってました、これ如何にというところから推理が発展していきます。基本的に警察ものであるため、最終的に話が大きくなっていくのは仕方ないのですが、その拡げ方は初野晴の“ハルチカ”シリーズに近い。日常の謎と犯罪の同居、といいいますか。
 さすがにしつこい陣川君の人目惚れエピソードも、いつものようなベタ惚れでなく“運命の女性”と嘯きつつもいままでとは異なる自然な恋愛で良かったです。そこがミステリ的にも重要な意味合いを持ってくるとは予想外でした。
 ただ、新たなアプローチで良かったと思う反面、そろそろ陣川君には幸せになって貰いたいとも思います。桧原さんとの結末は、互いを互いに想い合っているからこそ美しさと余韻が残るのですが、あそこで陣川君にはもっと粘ってほしかったですね。ラストの、花の里でのシーンがなければまだ先の展開への余地があったのですけど、その芽すらも摘まれてしまって
(´;ω;) カワイソス

 そういえば今週は一課の3人が未登場でした。そりゃあ殺人事件じゃないもんね。わざわざ出す必要はない。こうやって毎回のレギュラーキャラクターを固定しないで、物語上必要なければ容赦なく切り捨てるというのはかなり覚悟のいることである、と考えなくてもわかります。キャラが立っていればいるほど、余計にそう。でも、その潔さは大いに歓迎するところですよ。古野まほろの小説なんかもそんな感じの形式。
 それにほら、アニメの『ポケモンBW』だってロケット団の登場を大幅に減らしたことでマンネリ回避に成功しているし。『相棒』の視聴者層に『ポケモン』の話をしてもさっぱりだとは思いますけどw


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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