2010.09/04 [Sat]
アニメ 刀語 第八話「微刀・釵」
放送翌日に感想載せたと思っていたら、
エントリー作っただけで上げるのをすっかり忘れてたみたいです。すみません。
そんなわけで先月の『刀語』の感想、行ってみましょう。
残り5話にしてOPが変更。物語が佳境に入ったので雰囲気を変える為になのかもしれないですけど、全12話の作品で画だけでなくOPそのもの変える必要あるのかなぁ。個人的にはOPって作品の顔だと思っているので、“売る”ために簡単に変えては欲しくなかったです。
んで、『微刀・釵』本編。原作全12巻の中では、物語的には取り立てて印象に残る方でもなかったように記憶しているのですが(「いえ、記憶していない」というのが正しいかしら? by.七実)改めてアニメで見てみると、意外なことにいままで放送された8話の中で最も良かったかもしれません。
人間的に成長した七花と日和号の対比が上手いですね。あそこでかつての自分に“似たような”人間を登場させるのではなく、完全に人形に仕立て上げてしまう潔さも素晴らしいですし、人形である釵にまで情を掛ける七花にはよくぞここまで感受性が豊かになったと感慨さえ覚えます。
この視聴者側の親心ちっくな愛着は半年以上付き合っている作品だからこそのもの。これが1クールや2クールで終わってしまう週1作品だったら味わえないものだと思います。そういった意味でもこのアニメが「大河」である意味は大きいですね。
前回とは打って変わって今回のバトル描写は力が入っているので見ていて楽しい。ぐりぐり動くこれを見たかったんだよ!
ただし七花が釵に勝てた本当の理由――謎解きの部分がすっかり放置されており、ここが作品全体の世界観の根幹にも通ずるものだからさあ大変。どうやって収集つけるんだろう?
実は視聴中は日和号が日向ぼっこをしているというシーンがあまりにもあからさますぎて、やりすぎだろと相当危惧していました。だって伏線って後から思い返して膝を打つものでしょ? 見え見えの布石は伏線とは呼べない上、指摘された際に何の驚きもない。まあそんなことを思うのも私が伏線で読ませるミステリを好んでいるからに他ならないわけですが(普通の人はたぶん気にしない)
ごみ溜まりの悪環境という不要湖のビジュアルイメージは、私の中ではラクサス・プライムと同様だったのですけど、映像を見る限りじゃ意外とというか結構キレイなところでしたね。
エントリー作っただけで上げるのをすっかり忘れてたみたいです。すみません。
そんなわけで先月の『刀語』の感想、行ってみましょう。
残り5話にしてOPが変更。物語が佳境に入ったので雰囲気を変える為になのかもしれないですけど、全12話の作品で画だけでなくOPそのもの変える必要あるのかなぁ。個人的にはOPって作品の顔だと思っているので、“売る”ために簡単に変えては欲しくなかったです。
んで、『微刀・釵』本編。原作全12巻の中では、物語的には取り立てて印象に残る方でもなかったように記憶しているのですが(「いえ、記憶していない」というのが正しいかしら? by.七実)改めてアニメで見てみると、意外なことにいままで放送された8話の中で最も良かったかもしれません。
人間的に成長した七花と日和号の対比が上手いですね。あそこでかつての自分に“似たような”人間を登場させるのではなく、完全に人形に仕立て上げてしまう潔さも素晴らしいですし、人形である釵にまで情を掛ける七花にはよくぞここまで感受性が豊かになったと感慨さえ覚えます。
この視聴者側の親心ちっくな愛着は半年以上付き合っている作品だからこそのもの。これが1クールや2クールで終わってしまう週1作品だったら味わえないものだと思います。そういった意味でもこのアニメが「大河」である意味は大きいですね。
前回とは打って変わって今回のバトル描写は力が入っているので見ていて楽しい。ぐりぐり動くこれを見たかったんだよ!
ただし七花が釵に勝てた本当の理由――謎解きの部分がすっかり放置されており、ここが作品全体の世界観の根幹にも通ずるものだからさあ大変。どうやって収集つけるんだろう?
実は視聴中は日和号が日向ぼっこをしているというシーンがあまりにもあからさますぎて、やりすぎだろと相当危惧していました。だって伏線って後から思い返して膝を打つものでしょ? 見え見えの布石は伏線とは呼べない上、指摘された際に何の驚きもない。まあそんなことを思うのも私が伏線で読ませるミステリを好んでいるからに他ならないわけですが(普通の人はたぶん気にしない)
ごみ溜まりの悪環境という不要湖のビジュアルイメージは、私の中ではラクサス・プライムと同様だったのですけど、映像を見る限りじゃ意外とというか結構キレイなところでしたね。
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