2010.07/05 [Mon]
西尾維新『朗読活劇 刀語 第零話 虚刀・鑢 /第二章』
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★★★☆☆
「大乱の英雄」と呼ばれた、旧(ふる)き刀の物語!
原作者:西尾維新完全書き下ろしにより遂に語られる、虚刀流六代目・鑢六枝の真実!
第二章は宇練銀閣役の宮本充が朗読を担当。
アニメ『刀語』第2巻の初回限定版DVD/BDに付属の特典CDに収録。
いよいよ物語が幕を明け、今回は奥州の顔役こと飛騨鷹比等にスポットが当てられます。この『第零話』は例の、六枝による飛騨鷹比等討伐の話なのでてっきり六枝視点かと思いきや、これは意外な展開。まぁたぶん次回からは六枝サイドの話になるのだと思いますが。
しかし飛騨鷹比等、いかにも西尾維新なキャラクターで、またもや“天才”ですか。本編では七実や四季崎記紀もそういう属性だったわけでしょ。別段、“天才”という要素に拘らなくても充分に面白いストーリーがつくれると思うんだけど……。それが維新作品の悪いところでもあります。
うーん、この性格といい、飛騨鷹比等は好きじゃないなぁ。なんだかんだと捏ね繰り回した言い方をするものの、客観的に見れば普通に自己中以外の何者でもないというのが、ちょっと。
幼女な否定姫もほんの少し出てきましたね。この調子で本編キャラをちらりちらりと出していくのかな?
感想のおまけ。
いくら「刀語」の世界観設定に適っているとはいえ、ツイッターネタはやめれw
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