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アソーカ・タノは死んだのか?~SW クローン・ウォーズ考

 絶賛読書中の夏目漱石『坊っちゃん』がなかなか読み進まないので、今回は『スター・ウォーズ』のお話でもしようかと思います。なんせ好きな小説ジャンルに“ミステリとスター・ウォーズ”と掲げる積読ブログですからね。


――さて。知ってのとおり、現在BShiとNHK教育でCGアニメ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』が放送中です。この『クローン・ウォーズ』では、映画EP2とEP3の間の出来事――いわゆるクローン大戦が描かれています。
 劇場版『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』を実質的な第1話として始まったこのシリーズの大々的なトピックとして用意されたのが、アナキン・スカイウォーカーの弟子=アソーカ・タノでした。ノベライズ版の解説にもあるように、これはファンにとっては衝撃的なニュースでした。と、同時にこれから先の未来、EP3やその前哨戦である『悪の迷宮』などには当然のことながらアソーカの“ア”の字もありません。まったく触れられてもいないし、1mmたりとも登場していないことが事実として確定しています。
 そうなると次は、アソーカはどこへ行ったのか?という問題にぶち当たるわけで。私自身、ノベライズの感想の項でも書いていますが、大方の予想はアソーカ戦死→アナキンのダークサイド化フラグと現状では考えられています。そしてそれが最も理に適った考え方でしょう。

 ここでメタ的な推論を働かせてみると、カートゥンの子供向け番組である『クローン・ウォーズ』にそこまでのバッドエンドを強いるかは甚だ疑問です。バトルドロイドをあれだけコミカル化させておいて、わざわざそんなハードな終わり方にするでしょうか? 映画のパンフレットにも、この時期がアナキンにとって最も幸せであった、という一文があります。それなら幸せなまま物語が閉じてもおかしくはないハズ。
 そしてもうひとつ。この作品が、劇場版『クローン・ウォーズ』でアソーカがパダワンとなることからスタートしたことを鑑みると、そのゴールは殉死or離脱ではなく卒業と考えるのが妥当だと思います。

 つまりEP3でアナキンの元にパダワンとしてアソーカがいなかったのは、既にアナキンの元を離れていたからに他ならず、任務で銀河のどこか――映画には映らなかったどこかの惑星で戦っていたのではないでしょうか。本来ならアプレンティスである年齢にも関わらず例外的にパダワンとなったこと、スカイウォーカー将軍の下で学んでいたことを考慮すれば、さほど突飛な意見でもないかと。それに、EP3冒頭の宇宙船群の中にミレニアム・ファルコンがいたことになっているくらいですから、映像外のところに“物語”が置かれていても何ら不自然ではありません。

 クローン兵によるジェダイ虐殺指令・オーダー66を生き延びたジェダイが少なくないことは『暗黒卿ダース・ヴェイダー』「ラスト・オブ・ジェダイ」『フォース・アンリーシュド』で既に周知済みです。もしかしたらアソーカも、そうやって難を逃れたひとりだったかもしれません。そしてその後、ヴェイダーと遭遇することもあったかもしれないし、なかったかもしれない。ただそう考えると、『クローン・ウォーズ』という楽しい作品のカラーを貫いて、大団円を迎えることもできる。そして今後のSWシリーズへの期待もさらに膨らむことと思います。


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Comment

NoTitle 

アソーカってかわいそうだよね。
勘違いされて、爆破犯にされて無罪になっても
評議会から謝罪もされず、
ジェダイを信じれずにオーダーを去るなんて・・・。
  • posted by 名無し君 
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  • 2013.08/18 14:40分 
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評議会のあの態度はないですよね。そんなんだから、デパやバリスも愛想を尽かすんだよ、と。
ただ、「CW」でアソーカが死ななかったのは救いでした。

もしかしたら新作アニメ「Star Wars Rebels」や「EP7」で元気な姿を見せてくれるかもしれません。
アソーカ好きとしては、それならそれで嬉しいですね。
  • posted by はろーすみす 
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  • 2013.08/21 01:18分 
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NoTitle 

確かに行動力あり過ぎですが、それも魅力のうちですからね。
オーダーを去った後のアソーカがどうなるかが気になります。
  • posted by  
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  • 2013.08/27 22:52分 
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スピンオフ小説ファンとしては 

あの終わり方からして、アソーカ主役の小説シリーズなんかにも期待してしまうのですが
日本のSW出版の現状を考えると、たとえアメリカで発売されても入ってきそうにはないという……。

未訳のものですが、アソーカも登場する「CW」の小説シリーズも出てたりするんですよね。
オビ=ワンとオーガナ議員が友情で結ばれるきっかけとなった話だそうで、
「EP7」公開時にこのあたりの作品も訳されることを願っています。
  • posted by はろーすみす 
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  • 2013.08/29 00:13分 
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アソーカジェダイ聖堂から去る。 

ジェダイになるきっかけを与えてくれたプロ・クーンも尊敬しており、彼の乗ったヴェネター級スター・デストイロヤーのトライアムファントが独立星系連合の秘密兵器マレボランスによって撃破された際には、生存が絶望視されているにも関わらず救出を熱望し、マスターと共に救助に向かっている。 数々の戦いを乗り越えたが、ジェダイを憎む友人バリス・オフィーに罠にはめられジェダイ聖堂襲撃の犯人に仕立て上げられてしまう。オフィーの工作は周到なもので、ジェダイ評議会は彼女の追放を宣告し、彼女を無実と信じたのはアナキンだけだった。しかし、死刑判決を受ける直前で逮捕されたオフィーが自白、冤罪を逃れることができた。評議会はアソーカにジェダイへ戻る機会を与え、さらにパダワンからナイトへ昇格させる話を持ち出した。しかし、評議会は一連の冤罪事件をアソーカへの試練であると断じ、明確に謝罪をしたのはプロ・クーンのみだった。ジェダイ評議会から信じられず、また自分もジェダイを信用できなくなってしまったことから、アナキンの引き留めにも応じずジェダイ聖堂から去っていった。

経緯のまとめ、ありがとうございます 

アソーカは想像以上にシビアな結末を迎えてしまいましたね。
そして、それ以上に目立ったのがジェダイ聖堂の腐敗具合。素直に謝罪もせず、「試練」だのと責任転嫁し始めたのには閉口するばかりです。まあ、だからこそ慢心に陥ったジェダイオーダーは滅びるに至ったわけですが。
バリスの言うこともあながち間違っていないんですよね(バリス派として擁護)
  • posted by はろーすみす 
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  • 2013.10/24 00:00分 
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アソーカはジェダイを辞めたんだよ。
  • posted by  
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  • 2014.01/05 21:45分 
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NoTitle 

新作映画でアソーカとプレイガスの登場が決定した
  • posted by  
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  • 2015.08/06 17:47分 
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Re: NoTitle 

プレイガスの登場は前から噂になっていましたがアソーカもですか!?
もし本当だとしたら結構なお婆さんですよね……。見たいような見たくないような。

エイブラムスが秘匿主義なのもあるのでしょうけれど『EP7』の情報は全然日本に入ってこなくて
盛り上がっているように思えても日本はまだまだSW後進国なのだなぁ、と感じる日々です。

まずは何を置いても『CW』のシーズン6のリリース!ですよね。
  • posted by はろーすみす 
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  • 2015.08/08 21:00分 
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EP3 

EP3を観てたのですが、コード66発令時、スピーダーの上で襲われたジェダイがアソーカぽかった。
遠目に映ってるシーンで、川に落ちて生死わからず。ちがうかなw
  • posted by 名無し 
  • URL 
  • 2015.12/19 05:19分 
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あ 

アソーカタノはアニメ反乱者たちに出てくるのでオーダー66では死んでいません。しかしエピソード4には出てこないのでちょうどエピソード3とエピソード4の間に死んでいる確率が高いです。恐らくかつての師匠のアナキンに殺されたと思います。

あ 

アソーカタノはアニメ反乱者たちに出てくるのでオーダー66では死んでいません。しかしエピソード4には出てこないのでちょうどエピソード3とエピソード4の間に死んでいる確率が高いです。恐らくかつての師匠のアナキンに殺されたと思います。

ニワカファン 

エピ456123とアソーカがアナキンに認められるクローン戦争のやつ見てアソーカに惚れたファンとしてクローン戦争周知されてきた今エピ8でなんらかは触れると思います
  • posted by  
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  • 2016.01/26 23:40分 
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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

当ブログはリンクフリーです。
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