2010.05/12 [Wed]
映画『ダイ・ハード2』
![]() | ダイ・ハード2 (期間限定生産スペシャルパッケージ) [Blu-ray] 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2013-01-23 売り上げランキング : 59546 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
★★★☆☆
こんなだだっ広いところでテロなんてやるなよなぁ~
またもやクリスマス・イブ。豪雪の中、ワシントンのダレス空港に妻を迎えに来たマクレーンは、空港内で不審な行動をとる人物をみかける。直後、テロリストが航空管制室を占拠した!要求は麻薬王の釈放。上空に待機する飛行機の離着陸を敵の手に握られ、空港は大パニックに陥る。マクレーンはまたもや大惨事の渦中に──!(1990年 アメリカ)
「ダイ・ハード」第2作。
前作は視聴済み。地上波で放送していたので見てみました。
世界一不運な男ジョン・マクレーンがまたもトラブル(という名のテロ)に巻き込まれるコメディ映画――という分類で合ってるのかな。常にぼやきながら、生きるか死ぬかぎりぎりのところでテロリストたちと戦うマクレーン警部補は、カッコ良いという表現からはほど遠く、むしろその様子は情けなくすらあるのですが、そのヒーロー性の欠片もなさが面白いです。
けど見方によっては、無防備な状態であれだけ銃弾が降り注いでもほとんどかすりもしないなんて、強運の持ち主なんじゃ?と勘繰りますね。はたまたヒーローらしく主人公補整か。
前作の出来事を経て一躍有名になってしまったという設定が随所に見られるのが個人的には好きだったり。その割に、部外者だからと締め出しを喰らって無駄なところでエレベーターの天井を空けて上ったり、排気ダクトを通ったり、テロリストと関係ないところで労力使いすぎww
コメディ要素を前面に押し出しているためにスルーされがちですが、冷静になってみるとマクレーンの残虐加減はちょっとハンパないレベルにあって、とりあえず出逢った敵は全員死亡だし、はじめに遭遇したテロリスト二人組の片方も非道い殺され方、つららで目を突き刺す場面は思わず声を上げちゃいました(視聴者の鑑
中盤から終盤に掛けてのまさかの展開や、飛行機のコクピットに閉じ込められて完全に袋の鼠状態からの脱出方法など、地味にストーリーにも捻りがあって(失礼)充分に楽しめました。
――てゆーか、映像古いと思ったら既に20年も前の作品だったのね……
スポンサーサイト
Comment
Comment_form