2010.03/09 [Tue]
アニメ 刀語 第三話「千刀・鎩」
意外ともの悲しい話が多いですよね、『刀語』。キャラクターによる装飾が強すぎるきらいがあるけれど、しんみりしっとりなこの雰囲気が結構好きだったりします。
今回は七花の人間性の欠如を明確に表した話といえると思います。元山賊とはいえ、三途神社の皆にとって必要な存在であり、人格者でもある敦賀迷彩をあっけなく殺し、それでいて戸惑うとがめに無垢な笑顔を浮かべる。このシーン、せつなさとか寂寥感とかそういったことをさて置いて、その無関心さが怖くすらあります。この七花が刀集めの旅を経て、どう変わり、成長していくのかというのが『刀語』の主題であり、本質です。原作を最後まで読み通した身としては、この頃の七花を見て、改めてその成長を実感しますね。
と物語の方には不満はなかったのですが、千刀戦闘場面はもうちょっと力を入れても良かったんじゃないかなぁと。次回予告の大迫力バトルシーンに比べると、どうも今回は動きに演出的な逃げがあったような気もします。なんか妙なところで流れが切れるんですよね、戦闘場面。もっと一連の動作で見せてくれても良いのに。
それとナレーションの巫女萌えがどうのもマイナスポイント。狙いすぎのあざとすぎでちょっと微妙ですよね。勿論、とがめさんの巫女姿は堪能しましたけどw (いや、巫女萌えではないですけど
さて来月は問題の「薄刀・針」。予告のハイクオリティのバトル描写に俄然期待が高まりますが、当然のようにアレですよね。大どんでん返しの超展開が隠れているわけで。手の込んだ予告ですこと。
おまけの追記。
築山桂の『浪華疾風伝 あかね』の新刊、フラゲしました!
読み途中のこるものさんはひとまずうっちゃって、早速今夜から読むとするか。
今回は七花の人間性の欠如を明確に表した話といえると思います。元山賊とはいえ、三途神社の皆にとって必要な存在であり、人格者でもある敦賀迷彩をあっけなく殺し、それでいて戸惑うとがめに無垢な笑顔を浮かべる。このシーン、せつなさとか寂寥感とかそういったことをさて置いて、その無関心さが怖くすらあります。この七花が刀集めの旅を経て、どう変わり、成長していくのかというのが『刀語』の主題であり、本質です。原作を最後まで読み通した身としては、この頃の七花を見て、改めてその成長を実感しますね。
と物語の方には不満はなかったのですが、
それとナレーションの巫女萌えがどうのもマイナスポイント。狙いすぎのあざとすぎでちょっと微妙ですよね。勿論、とがめさんの巫女姿は堪能しましたけどw (いや、巫女萌えではないですけど
さて来月は問題の「薄刀・針」。予告のハイクオリティのバトル描写に俄然期待が高まりますが、当然のようにアレですよね。大どんでん返しの超展開が隠れているわけで。手の込んだ予告ですこと。
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