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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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相棒 Season 8 第18話「右京、風邪をひく」


★★★★☆

山中で初老の男性の他殺体が発見された。捜査は難航するかと思われたが、意外にも捜索願が出されていたことから被害者は西島と判明。右京が風邪をひいていることを知った伊丹ら捜査一課は、捜査を邪魔されなくていい、と嬉々として聞き込みをする。西島と同じアパートに住むジュンが怪しい。伊丹の直感で再度の事情聴取に行くと、ジュンは意外にもあっさりと犯行を自供する。共犯の戸倉も逮捕、鼻高々の伊丹だったが、右京と尊はなぜか2人で微笑み合う。実は事件解決の裏には伊丹らが知る由もない顛末があった。


 “どんな脇役、端役にもそれぞれの人生がある”を信条としている自分にまさにスマッシュヒットな内容でした。
――と思ったら古沢脚本なんですね、今回。道理で。『ゴンゾウ』と同じく事件に関わった人々のそれぞれの人生を垣間見せるようなつくりが似ています。
 また、ある時間、ある地点に到達するとそこから巻き戻って、同じ時間の別視点から事件を追い描く構成は『CSI:科学捜査班』にもありましたね、確か。5th season 第111話「冷たい街」でしたっけ?ちょっと記憶が定かじゃないですけれど……。単純に事件の発端→過程→逮捕、或いは結末→発端→過程→結末という比較的よく見られる構成ではなく、物語の構造自体を工夫しているところなんかは長期シリーズ作品におけるマンネリ回避手段としても評価できると思います。

 それはそうと何気に Season 8 初の“再登場”回でした。忘れた頃に再登場が多い『相棒』セミレギュラー陣ですが、今回はなんとマンション管理人・遠山ちずがまさかの再登場。遠山ちずといえば Season 4 第2話「殺人講義」で登場した後、同シーズンの「監禁」にて右京さんを“和製シャーロック・ホームズ”と称してタウン誌に投稿していた人物。その投稿記事が原因で薫ちゃんが誘拐の憂き目に遭ってしまうこの話は、かなり好きなエピソードでもあるので再登場は素直に嬉しいです。というか、ちずさん登場回(厳密には「監禁」では名前だけの登場ですが)をよく見てみると全部古沢さんの脚本じゃないですか。持ちキャラか!
 しかしゲイバーのヒロコママみたいな前例はあるにしろ、管理人さんみたいな一般人までサブキャラにする『相棒』おそろしす。

で。次回は、なんか『踊る大捜査線』の映画にこんなのあったような?という最終回。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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