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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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映画『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』

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★★★★☆
東京ビッグシティマラソンの爆破テロ犯を追う顔認証システムでランナーの映像をサーチしていた米沢は、そこに元妻・知子の姿を見つけ、驚愕する。彼女は数年前、離婚届を残して米沢の前から姿を消していたのだ。翌日、知子の死体が発見されるが、実は彼女は妻とは同名の別人。ほっとする米沢だったが、証拠不十分なままの早すぎる自殺の結論に疑問を持った彼は、同じく異を唱える彼女の元夫で所轄の刑事・相原とともに、極秘の捜査を開始した。


「相棒」のスピンオフ、見てきました。
 個人的には去年のビッグシティマラソンより面白かったんだけど、同時に「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」を見たときと同じ危惧感を抱たのも事実。大衆にはウケないかも、というアレ。

 事件自体も「相棒」らしい社会派臭が漂い、特命係ほどスマートじゃない米沢さんの、泥臭さ(使い方合ってる?)みたいなものがあって、本当に面白い「相棒」でした。むしろ、特命の二人の無駄な出演シーンの多さや、ラストの「やっぱり特命係は杉下警部と亀山刑事の“相棒”じゃないと」が蛇足ですらあったと感じるほど、米沢さんの映画でした。
 犯人の言い分も、それで殺しちゃあダメだろうと思う一方で、確かにそうだよなぁと考えさせられます。脚本、原作がしっかりしてたからなんでしょうね。それに比べて去年の(ry

 あと、Season 7.5はマジでいらない。日曜洋画劇場のおまけもそうだけど、メタ的なショートドラマは好きじゃないんだよね。境がわからなくなるから。映画のCM程度のものなら良いのですが……。
 しかも、神戸くんと右京さんって、“これから”じゃないですか。二人が“相棒”になっていく様子は、じっくりと描いていって欲しいわけで。まだ早いでしょ、打ちとけるのは。Season 7の最終回もそんな感じで終わらせたんだし。その余韻を壊して欲しくはないな。
 はい。愚痴はここまで。これだけ色々と言っているけれど、基本的に映画本編に関しては大満足でした。

 それにしても、米沢さんと相原さんのコンビ、良いですね。「米沢さんと一緒に捜査がしたいです」にはシビれましたよ。いつかテレビ本編にも出て来てくれることを祈りつつ。まぁ公式ガイドの話からすると出そうな感じはするけど。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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