2010.02/11 [Thu]
相棒 Season 8 第15話「狙われた刑事」
★★★☆☆
捜査一課の伊丹が店でラーメンを食べていると突然隣の客がもがき倒れた。毒物が仕込まれていたと分るが、右京の推理によれば、どうやら狙われたのは伊丹の方らしい。そのため伊丹は捜査から外され、特命係に警護されることに。そんな中、米沢の情報から伊丹は10年前のある殺人事件を思い出す。当時の強引な取り調べで容疑者たちに恨まれている可能性に思い至った伊丹は、右京らの警護も振り切り勝手に動き出すが……。
「Season 8」のタイトルセンスの無さは異常。「仮釈放」とか「消えた乗客」とか「狙われた刑事」とか……そのまんまじゃん! ラテ欄にのる最低限の情報じゃないんだから。せめて「背信の徒花」くらいのサブタイ付けて貰わないと。今回だって折角の伊丹メイン回なんだからもうちょっと印象的なやつ付けて欲しかったですね。
それはさておき。捜査一課でレギュラーの伊丹が狙われる話です。レギュラー陣が狙われる話は薫ちゃんの十八番。前シーズンにも特命係を狙った犯行なんかがありましたが、今回はまさかの伊丹狙い!伊丹の刑事魂にスポットが当てられるちょっと異色な内容です。
(以下、ネタバレる)
そんな都合良く後から伊丹が座るかねー?とか思わなくはないですけど、そこは犯人が毎日のように通い詰めていたと脳内補完。だって真犯人があんな逆恨み野郎だもの。どうせ成功する確率自体はそんなに高くないお粗末な計画だったんだと思います。死んだらラッキーだけど、別に死ななくても良かった、みたいな。むしろ、それをあそこまでもっていった実行犯の執念を讃えるべきか。いや、讃えちゃダメなんですけどww
それにしても真犯人役の村田充の、ああいうのを怪演っていうのでしょうか。情けない感じと狂った感じが、本当によく出ていました。『仮面ライダー響鬼』や『仮面ライダーキバ』での怪しい演技も光ってましたけど、常人には出せない不気味オーラみたいなものを持ってますよね、この人。クセのある役をやらせたら随一だと思う。
今回、注目すべき点はやはり右京さんが伊丹を語るところでしょうか。なんだかんだと特命係につっかり続けて10年近い悪役顔の伊丹さんですが、刑事としてはかなりアツい男。いつだったか、刑事部長の判断に納得いかなくて怒鳴ったこともありましたしね。だからこそハセベバクシンオーの『鑑識・米沢の事件簿』で米沢さんが伊丹を快く思っていないという設定にされていた際に、かなりの違和感を覚えたりもしました。そもそもハセベバクシンオーの描く米沢像は自分の中の米沢さんのイメージと若干ズレていて、あんまり好きになれなかったりします。
――って、伊丹の話でしたね。
曲がりなりにも長年付き合いのある刑事ですから右京さんも伊丹がどういう人間かを十二分にわかっている。「伊丹という刑事はそういうことをする人間ではありませんよ」のセリフに思わず「おおぉ!」と唸ってしまいました。右京さんがそれだけ伊丹のことも買っているということですからね。
そこらへん、薫ちゃんがいたら間違いなく、伊丹の肩を持つのはなんだかんだいって薫ちゃんだろうし、そういった意味では右京さんからこういった言葉が出たというのが新鮮でもあり、嬉しくもあります。
しかし、神戸君と右京さんはいつの間にか相当に打ち解けてますね、ここ最近は特に。まだ重大な爆弾は抱えていますが、なんとかなって本当の“相棒”となる日もそう遠くないかもしれません。そりゃあ、あと数話で(ry
捜査一課の伊丹が店でラーメンを食べていると突然隣の客がもがき倒れた。毒物が仕込まれていたと分るが、右京の推理によれば、どうやら狙われたのは伊丹の方らしい。そのため伊丹は捜査から外され、特命係に警護されることに。そんな中、米沢の情報から伊丹は10年前のある殺人事件を思い出す。当時の強引な取り調べで容疑者たちに恨まれている可能性に思い至った伊丹は、右京らの警護も振り切り勝手に動き出すが……。
「Season 8」のタイトルセンスの無さは異常。「仮釈放」とか「消えた乗客」とか「狙われた刑事」とか……そのまんまじゃん! ラテ欄にのる最低限の情報じゃないんだから。せめて「背信の徒花」くらいのサブタイ付けて貰わないと。今回だって折角の伊丹メイン回なんだからもうちょっと印象的なやつ付けて欲しかったですね。
それはさておき。捜査一課でレギュラーの伊丹が狙われる話です。レギュラー陣が狙われる話は薫ちゃんの十八番。前シーズンにも特命係を狙った犯行なんかがありましたが、今回はまさかの伊丹狙い!伊丹の刑事魂にスポットが当てられるちょっと異色な内容です。
(以下、ネタバレる)
そんな都合良く後から伊丹が座るかねー?とか思わなくはないですけど、そこは犯人が毎日のように通い詰めていたと脳内補完。だって真犯人があんな逆恨み野郎だもの。どうせ成功する確率自体はそんなに高くないお粗末な計画だったんだと思います。死んだらラッキーだけど、別に死ななくても良かった、みたいな。むしろ、それをあそこまでもっていった実行犯の執念を讃えるべきか。いや、讃えちゃダメなんですけどww
それにしても真犯人役の村田充の、ああいうのを怪演っていうのでしょうか。情けない感じと狂った感じが、本当によく出ていました。『仮面ライダー響鬼』や『仮面ライダーキバ』での怪しい演技も光ってましたけど、常人には出せない不気味オーラみたいなものを持ってますよね、この人。クセのある役をやらせたら随一だと思う。
今回、注目すべき点はやはり右京さんが伊丹を語るところでしょうか。なんだかんだと特命係につっかり続けて10年近い悪役顔の伊丹さんですが、刑事としてはかなりアツい男。いつだったか、刑事部長の判断に納得いかなくて怒鳴ったこともありましたしね。だからこそハセベバクシンオーの『鑑識・米沢の事件簿』で米沢さんが伊丹を快く思っていないという設定にされていた際に、かなりの違和感を覚えたりもしました。そもそもハセベバクシンオーの描く米沢像は自分の中の米沢さんのイメージと若干ズレていて、あんまり好きになれなかったりします。
――って、伊丹の話でしたね。
曲がりなりにも長年付き合いのある刑事ですから右京さんも伊丹がどういう人間かを十二分にわかっている。「伊丹という刑事はそういうことをする人間ではありませんよ」のセリフに思わず「おおぉ!」と唸ってしまいました。右京さんがそれだけ伊丹のことも買っているということですからね。
そこらへん、薫ちゃんがいたら間違いなく、伊丹の肩を持つのはなんだかんだいって薫ちゃんだろうし、そういった意味では右京さんからこういった言葉が出たというのが新鮮でもあり、嬉しくもあります。
しかし、神戸君と右京さんはいつの間にか相当に打ち解けてますね、ここ最近は特に。まだ重大な爆弾は抱えていますが、なんとかなって本当の“相棒”となる日もそう遠くないかもしれません。そりゃあ、あと数話で(ry
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