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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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映画『劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇』

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★★★☆☆
あぁ、量ったよ――俺達の運と、男の度量をなああぁぁあっ!!
遥かな時間が過ぎ去った遠い未来。人類は地中深くに生存圏を見出し、そこに生きていた。そんな集落の一つであるジーハ村に二人の男がいた。内気な少年・シモン。もう一人は地上があることを信じて疑わない男・カミナ。二人の運命は、村の天井が崩れ去ったときに大きく動き出した。崩れた天井と共に落ちてきたのは、顔が胴体の巨大なメカ・ガンメンと超電導ライフルを持った少女・ヨーコ。地上の存在を夢見ていたカミナの想いと共に、二人はヨーコを新たな仲間に加え、メカ・ラガンに乗って遥かなる地上へと飛び出す!しかし、地上は螺旋王が君臨する世界だった――。


 劇場版『天元突破グレンラガン』前編。
 地上波で放送していたのを視聴しました。
 個人的アニメランキング序列第3位の『グレンラガン』の映画になるわけですが、テレビ版がキレイなカタチで完結している以上、それから作られる劇場版は必然的に総集編タイプのものになるわけで。大グレン団のメンバーがいつの間にか揃っているような相当の端折り具合。実際のところかなり粗いつくりになっています。後半では、ストーリーに若干の差異も出てくるわけですが、それでもやっぱり全体に漂う総集編感は拭いきれません。しかもエンドロールに乗せて劇中未使用の本編映像を流すものだから、余計に総集編っぽい。わざわざ映画にした意味があったのか?というくらいです。これに比べると『マクロスF』の劇場版がいかに上手く作り直されていたのかがわかります(まああちらはストーリー自体を大幅に別物に書き換えているのだから比べちゃいけないと思いますが)

 しかしそうはいっても、やはり『グレンラガン』は作品としてのレベルは高いので、ちょっと贅沢な総集編として観ればかなり楽しめるし、何よりも魅入ってしまいます。とくに後半。ニア救出のシーンでは涙腺をじわりとさせられ、シモンの名乗り/「happily ever after」のカッコ良さに文字通りテンションが天元突破です。そういった意味ではかなり熱くなれる映画なのでもうひとつ高い評価にしても良かったのですが、映画としての存在意義と初心者お断りの構成の杜撰さで、最終的にはこの評価にしました。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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