2015.10/11 [Sun]
ドラマ『掟上今日子の備忘録』第1話 雑感
西尾維新の初実写化作品、『掟上今日子の備忘録』を観ました。キービジュアルのコスプレ感から地雷ドラマを覚悟していたのですが、なかなかどうして上手く映像化されていて、事件内容が地味なことは否めないものの、原作者ファンの目から見ても満足できるレベルの作品になっていたのには驚きでした。
15分拡大枠で変に嵩増ししたりせず、2つのエピソードを1話でやってしまったのも正解で、前半のSDカード紛失事件と後半の百万円盗難事件を巧みに繋げている点も感心します。実写ドラマにも関わらずなぜかシャフト臭がきつすぎて情報量がかなり多かったりもするのですが、犯人の髪型の違いや消せるボールペンの特徴をしっかりきっちり描写していて、ことミステリ面においてはむしろ原作よりもフェアプレイに徹している点も好印象でした。
それより何より、ガッキーによる今日子さん再現度が高すぎる! いや、原作の今日子さん以上に可愛くありつつ、今日子さんらしさ、西尾維新らしさを外していないところも素晴らしい。天使か。
さり気に背景イラストに零崎軋識がいたり、制作陣も相当こだわって作っているのも伝わってきます。元々、アニメよりも実写が向いている作品だと思っていたので、この仕上がりには大満足。次週も楽しみです。
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