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映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』

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★★★☆☆
ニューヨークに壊滅的な打撃を与えた「アベンジャーズ」の戦いから1年。英国・ロンドンで原因不明の重力異常が発生した。ソーの恋人であり天文物理学者のジェーンは、その原因調査のためロンドンへと向かう。だがこの怪異は、宇宙が誕生する以前から存在していた闇の力を復活させ、地球侵略を足掛かりにして全宇宙の滅亡を企むダーク・エルフの仕業だった。調査を進める中、ジェーンはその謎に迫るが、宇宙滅亡を導く鍵となる“ダーク・エルフの力”を自らの身体に宿してしまう。その異変に気付いたソーはジェーンを救うため、故郷アスガルドへ彼女を連れて行く。だが、この行動がアスガルドのみならず全宇宙を危険にさらすことになってしまうのだった。 (2013年 アメリカ)


「マイティ・ソー」第2作。
 「マーベル・シネマティック・ユニバース」通算第8作、フェイズ2としては2本目に当たる作品です。「MCU」フェイズ2ではこの映画だけ未見だったため、7月の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』公開に備え、鑑賞しました。
 時系列では『アベンジャーズ』の1年後であり、それを受けてNYの戦いで捕縛されたロキがアスガルドに幽閉され、一方のソーは争いの耐えない各世界での調停にあちらこちらを飛び回っているという設定です。『マイティ・ソー』、『アベンジャーズ』とロキが敵に回り攻撃を仕掛けてくる話がパターン化していただけに、自らの母親を殺したダークエルフ討伐のため兄弟が手を組むというストーリー展開で上手く差別化を図っています。
 元々、ロキの王座への執着や憎悪の大きさは裏を返せば愛情深さに起因しているわけで。血は繋がらずとも幼い頃から自分を育て、何かと味方になってくれた母の死に打ちひしがれる(それでいて周囲にはそれを悟られないよう道化を演じ、幻影でカモフラージュする)姿はロキのキャラクターをより魅力的なものにしています。

 前作ではソーが地球に降り立ったのに対し、今作はジェーンがアスガルドの天上世界を訪れるのも対照的な構造で、2作目としては極めて正しいつくりでしょう。
 反面、ところどころに説明不足や多少の粗さも否めなく、神秘の力が封じられている場所へとジェーンが訪れる流れはいきなり感があり、なぜそうなったのかの必然性が観ていてあまり伝わってきませんでした。ソーの決断にしても、じゃあオーディンが没したらどうするの?といった根本的な問題を放置しており、人間的に成長したようでいて理知的にワガママを通しているだけにも見えてしまいます。そのオチをやりたいがためだけにとある人物の所在が不明なままでほったらかしにされているのも宜しくありません。
 とはいえ全体の出来は評判に聞くほど悪くなく、充分に楽しめるレベルにはありました。

 これにて現状公開されている「MCU」フェイズ2の映画作品は完全制覇。次は連続ドラマである『エージェント・オブ・シールド』に取り掛かりたいところですが、『AoU』とリンクしているらしいシーズン2 はWOWOWで8月から放送との噂だし、同じく「MCU」の『エージェント・カーター』シーズン1は未定、Netflix作品のドラマ版『デアデビル』も日本では秋頃配信開始、と全然間に合ってなくないですか? 日本人は完全にMCU難民に陥ってますよね??
 既存の10本も結構内容を忘れているから復習必須だし、これからもまだまだ映画やドラマで広がっていくしでもはや血を吐きながら続ける悲しいマラソン状態です。
 いや、私自身はそこまでガチ勢のつもりはないのですけれど、関連映画を10本観て、連続ドラマにも手を出して、日本未公開作品の時系列を調べて文句を言っている時点で紛れもなく一般層からは逸しているんでしょうね……。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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2012年に読んだ小説の        ベスト5はこれ!!

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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