2009.11/12 [Thu]
碇卯人『相棒 警視庁ふたりだけの特命係』(2008年以前の読書感想 補完)
![]() | 相棒 警視庁ふたりだけの特命係 (朝日文庫 い 68-1) 輿水 泰弘/碇 卯人 朝日新聞社 2007-10-10 売り上げランキング : 163479 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
★★☆☆☆
警視庁特命係―“陸の孤島”“人材の墓場”と呼ばれるこの窓際部署に所属するのは、切れすぎる頭脳をもつ変わり者の杉下右京と、熱血漢で人情家の亀山薫、ふたりだけ。右京の深く鋭い推理と、薫の神憑り的な山カンで、様々な難事件を解決していく。人気ドラマのノベライズ、連続ドラマ以前のプレシーズン3話を収録。
ドラマ『相棒』のノベラズ第1作。
引き続き、読了済み小説の感想補完です。
土ワイ時代の3作が1冊に纏められています。
――そこまでは良しとして。問題はその内容。なんでこんなに薄くしたのか理解に苦しむんですけど。はじめノベライズの報が流れた際には狂喜乱舞したものの、書店で手にとってわが目を疑いました。こんな薄くて『相棒』のストーリーがカバーできるハズがない、と。ページにして1編につきだいたい70ページちょっと。普通に短編です。他はともかく、浅倉の事件を短編で済ませるとかマジないわ。
それでなんとなく読み終わってしまったわけですが、まぁこんなもんでしょ、という以上に感想がない本です。なんというスケルトン小説。
これはあくまでもコレクターズアイテム程度の代物――と、思ったらこれが何故か売れてるわけで。市場の感性はよくわからん……。
まぁはっきりしていることは、鳥飼さんの本は二度と読まないと思うということだけですね(とかいいつつ二作目まで買ってしまったんだよなぁ)
(2008年以前の読書感想 補完)
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