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映画『シン・シティ』

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★★★☆☆
醜い傷跡が顔に残る仮出所中のマーヴに愛をくれたのは、高級娼婦のゴールディだった。しかし彼女は殺され、罪をきせられたマーヴは復讐を心に誓う。農場で殺人鬼ケヴィンにハンマーで倒されたマーヴは、この男こそゴールディ殺しの犯人と確信。脱出したマーヴは、黒幕がロアーク枢機卿であることを突き止める。罪の街“シン・シティ”を舞台に、3人の男たちが繰り広げる復讐劇を描く。 (2005年 アメリカ)


「シン・シティ」第1作。
 地上波で放送があったので録画視聴。犯罪者の蔓延る街、シン・シティに生きる者たちのバイオレンスでハードボイルドな生き様を綴ったアメコミアクションです。
 本作は3つの独立したストーリーから成る群像劇で、いつかどこかですれ違った男たちがそれぞれの愛のために各々の敵と闘います。自分語りともいえる小洒落たモノローグが多用され、ダークでダーティで時にグロテスクな描写が入りつつも誇張されたキャラクター性とコミック原作らしいぶっ飛んだ展開で辛気臭さを感じさせないエンタメに仕上げているのはさすがです。

 それにも増して目を引くのは、その独特な表現技法でしょう。全篇に渡ってモノクロを基調とし、血の色の赤とごくごく一部の限られた部分だけに彩色を施した映像は観ている人間に強烈な印象を植え付け、色味そのままのビビッドさで心に直接訴え掛けます。
 カットのひとつひとつ、セリフの一言一句がいちいち「キメ」であり、ケレンを感じさせるかと思えば、別のシーンではまるで芸術作品のように絵画的な構図の映像を映し出す。大体においてコミックの映像化というと、いかにしてマンガに描かれているものをリアルな世界に落とし込むかが課題となりますが、本作の場合はその逆で、二次元で表現された1コマ1コマをそのまま三次元に起しているような印象を受けます。つまり、実写映像で観るコミックなのです。
 そうした理由から、普通の映画を鑑賞するつもりで臨むと違和感も少なくなくクセの強い作品ではありますが、ハマれる人は大いにハマることでしょう。
 
 それにしてもジェシカ・アルバの可愛さよ。彼女の場合、美人というよりも本当に「可愛い」なんですよね。中学時代にテレビで観た『ダークエンジェル』で初めて知って以来、ずっと好きな女優です。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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