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ウルトラマンギンガS 最終話「明日を懸けた闘い」


 『ギンガS』最終回。復活したルギエルによってエクセラーがあえなく脱落。ビクトルギエルの強大さの前にラスト1回とされた変身で一旦は破れるも、ビクトリアンたちの輝石の力でウルトラマンへと再ライブ。仲間の力と人々の想いを背に最終決戦へと赴きます。
 避難所を襲撃するチブロイドに交じってプラズマギャラクシーから生還を果たした3馬鹿エージェントたちも復活。しかし、クライマックスのテンションと坂本監督の真骨頂ともいえる生身アクションの前に為す術もなく消滅されるのでした。さすがは再生怪人。その弱さは折り紙付きです。そしてまたもやハブられるマグマ星人……。
 いや、丹葉さんが千草の追っかけとしてすっかり受け入れられているところを見ると、マグマ星人がギンガ先生の助っ人に来てくれても構わなかったんですよ? ジャンナインなんかを引き連れて。
 美鈴、健太、千草といった一期のメインキャラクターたちが自分たちのできるところで、周りの人々の支えとなり、せいいっぱいの応援を向けているところが良いですね。友也がガンパッドでジャンスターダスト生(キンタロス風に)を決めてくれるのも嬉しいです。

 クライマックスはギンガの通常技、ビクトリーのウルトランス大放出でこちらも実に坂本監督らしい。こういうスピーディー且つテンポの良い演出でファンの観たいものを見せるツボを押さえてくるのは坂本監督の十八番ですよね。エレキングテイルに同じく電撃技のギンガサンダーボルトを重ねるあたりのマニアックさも実にわかっていらっしゃる。
 挿入曲はてっきり「ギンガの歌」か「ビクトリーの歌」でくるかと睨んでいたら、「英雄の詩」で来たのは意外でした。確かにオープニングテーマですけれど、ここまで本編の盛り上がりに合うとは思いませんでした。
 で、ラストはそれぞれの場所へ帰る仲間たちと『MOVIE大戦フルスロットル』の紘汰さんばりに自らのデータをバックアップしていたマナの復活を匂わせて終わり、と。

 最初から最後まで勢いで突っ切った最終回はまさに全16話の『ギンガS』そのものといった感じで、それ故にSDは結局解放されたのか、ルギエルとギンガのもやもやした関係性、ビクトリーとギンガのクリスタルとビクトリウムの関連等、わからないままで終わってしまった箇所も多々残り、そのあたりの説明不足も『ギンガS』らしいといえばらしいです。
 UPGの設定と着ぐるみの都合に目を瞑ればとても低予算とは思えない特撮で楽しませてくれた本作ですが、やはりちょっと話が雑すぎたかなぁ。特に最終戦はこれまでの積み重ねがモノを言うだけに、自分の中では一期ほどのカタルシスを得られませんでした。
 結果として面白さでは『ギンガS』、作品として心に残るのは無印『ギンガ』だったというのが正直な感想です。何はともあれ出演者、スタッフの皆様お疲れ様です。次は春の劇場版――の前に番外編があるのかな?


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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