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ウルトラマンギンガS 第13話「分裂!UPG」


 昨日に引き続き『ギンガ』の感想をば。エクセラーら侵略者の猛攻を見兼ねて遂にUPGの上層部が動き出し、それに伴って軍と考えを異にするUPGメンバーも基地を追われることに。長官のウルトラマンに対する見解に激昂したヒカルは一時的に拘束室へと連れられてしまいます。
 いままで不明瞭だったUPG関連の設定にいよいよスポットが当たってくるわけですが、ちょっと遅いですよね。UPGがどんな組織体系で隊長以下隊員たちはビクトリアンや怪獣たちのことをどの程度まで把握しているのか、といった細かな部分がこれまで描かれていなかったため、彼らがどういう心境でコトに当たっているのかがイマイチ見えてきません。少なくともUPG周りの基本設定は2話くらいで友也の口から説明させるべきだったし、そうした段階を踏んでこなかった煽りをモロに食らってしまった感じです。毎度述べているように『ギンガS』はアクションばかり重視して基本のドラマが雑すぎる。
 神山長官の行動も「平成ウルトラマン」の終盤の展開としては新鮮味がなく、端的にいってノレませんでした。

 今回の怪獣はバードンと巨大ボルスト。ボルストさんは10話以上出ずっぱりでそのキャラクターにも愛着が沸いているだけに、ビクトリウムキャノンの存在がより悪魔的なものに思えました。ボルストさん、あの威力じゃあたぶんSDも残らないで完全爆散ですよね……?
 バードンに関しては『タロウ』登場時のオマージュ演出なりあったけれど、やはり『大怪獣バトル』含め「またお前か」な印象の方が強し。諸々の事情から新規の着ぐるみが望めないのはわかってはいるけどね、それこそフログロス(S)とか『メビウス』『マックス』のオリジナル怪獣といったマイナー勢を出してくれれば良いのに。
 その点、一期『ギンガ』はラゴンちゃんやケムール人、ザラガスにダランビアと珍しどころが多くて面白味がありました。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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