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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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ジュード・ワトソン『スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(1) 危険なミッション』

スター・ウォーズ/ラスト・オブ・ジェダイ (1) (LUCAS BOOKS)スター・ウォーズ/ラスト・オブ・ジェダイ (1) (LUCAS BOOKS)
ジュード・ワトソン 西村 和子

オークラ出版 2006-07-01
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★★★☆☆
必ずまだ残っているはずです。
フォースを感じることができて、助けを必要としている人々が。そして身を隠しているジェダイが。

クローン大戦が終わり、銀河共和国は銀河帝国へと名を変えた。タトゥイーンでルーク・スカイウォーカーを見守るオビ=ワン・ケノービは、かつての弟子であるアナキンがダース・ヴェイダーとして生き続けている事実を知る。辺境の地で無力感に苛まれる日々を過ごすオビ=ワンだったが、とあるパイロットの会話から、過去にジェダイ聖堂で修行をしていたフェラス・オリンが帝国に追われていると知り、自分とヨーダ以外にも、まだジェダイは生き残っているかもしれないという希望を持つようになり……。


EP3のその後を描く「ラスト・オブ・ジェダイ」シリーズ 第1作。
積読本消化の一環で、これまた未読のままだったSW本を。

 新旧併せて6作が公開され、映画として一応の完結を迎えたSWですが、未だに明らかになっていない部分が多いのも、また事実です。特にEP2とEP3の間に起こったクローン大戦とEP3とEP4の間に何が起きたのかという2点はまだまだ物語として展開の余地が残されており、映像の面でも前者はCGアニメとして、後者はテレビドラマ版としてこれからも描かれていくようです。
 そんな空白かつ激動の時代――旧共和国が崩壊し、帝国が樹立されたばかりの頃の物語こそが、このラスト・オブ・ジェダイです。

 肝心の時系列ですが、煽りでは“「シスの復讐」の直後”となっていて、時系列的にはEP3から直結した後日談ともいうべき『暗黒卿ダース・ヴェイダー』のすぐ後の物語と捉えて問題ないかと思います。というのもこの作品、オビ=ワンがアナキンの生存を知った経緯に他作品との多少の齟齬が見られるんですよね。だからややこしい。
 『暗黒卿ダース・ヴェイダー』のラスト、オビ=ワンはオーダー66を逃れたジェダイの一団がキャッシークでヴェイダーに粛清されたというニュースを聴いてアナキンの生存に確信を持ちます。『オビ=ワン・ケノービの伝説』でも同様のシーンが描かれています。しかし、本作ではオビ=ワンは道で拾ったデータレコーダーのホロネット映像を見て、アナキンが生きていたことを知ります。その点が残念でなりません。なんでちゃんと調べて書かなかったかなぁ、ジュード・ワトソン……

 さて。このシリーズ、表紙もオビ=ワンで物語のスタートもオビ=ワン・ケノービの視点から。一見すると彼が主人公のようにも思えますが、実の主人公はフェラスの方。オビ=ワンはあくまでも狂言回しというか、導入役っぽいですね。『スタートレックDS9』第1話のピカード艦長みたいな(一般向けじゃない例ですみませんww)
 『ジェダイ・クエスト 1 冒険のはじまり』でオビ=ワンにアナキンの危険性を警告したフェラス・オリン。ジェダイ・クエストの最終作の“事件”を通じてジェダイ・オーダーを去ることに決めた彼が、再び運命とフォースに導かれ、ジェダイとしての道を歩む――それこそがラスト・オブ・ジェダイという物語のすべてだと思います。
 ジェダイとして闘いその命を散らすのか、或いはひとりの銀河市民として生きていくことになるのか。フェラスが最終的にどんな道を辿るのかはこの時点ではまだわかりません。だからこそスリリング。


希少なEP3-EP4間の物語ということも相まって、俄然期待のこのシリーズ。
ただ、
あまりに売れなくて
邦訳版刊行が途中打ち切りというのが現状


……マジですか、オークラ出版!?
なんとかエフエックスで引き継いだりしてくれないかなぁ


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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