積読本は積読け!!

300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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相棒 Season 13 第7話「死命」


★★★★☆
 先週放送ぶんの感想です。単独捜査の過程で容疑者が死亡、罪の意識に苛まれたカイトくんは――というお話で、1話丸々掛けてカイトの挫折と復活を描く重苦しい内容になるかと思いきや、早々に気持ちを切り替えて事件の捜査に当たっていくのが意外でした。
 キーパーソンとなるビッグママはいかにもネーミングで初っ端から怪しさ全開でしたが、近頃話題の結婚相談所で老い先短い男性と結婚して財産をせしめるあの事件と尼崎事件をミックスさせた内容だったとは。とても『官兵衛』のお福とは思えないふてぶてしさで子供たちやカイトを精神的に追い詰めるビッグママのキャラクターは相当なインパクトがありました。

 はじめは保険金目当ての結婚でありながら相手の優しさに触れるにつれ、愛情が生まれてしまった田無の苦悩と、彼をめぐるもうひとつの事件の結末も印象的です。何人もの女性を騙しているように見えた場面が解決編で一転、騙している側が実は騙されていたという構図に裏返るあたりはミステリ的な巧さも感じます。
 爽やかな〆め方で加害者側の事情や感情に寄り添いつつ、右京さんとカイトくんの“相棒”関係もしっかり描くのが真野脚本の特徴でしょうか。
 落ち込む部下を自ら励ましに行く右京さんというのもなかなか珍しいシチュエーションでした。人材の墓場と呼ばれた杉下右京はもう過去のものですね。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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