積読本は積読け!!

300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

Entries

相棒 Season 13 第1話「ファントム・アサシン」


★★★☆☆
 今年も『相棒』の季節がやってきました。待ちに待ったぜ、Season 13!
 第1話のテーマはスパイ問題。これまでにも「サザンカの咲く頃」や「酒壺の蛇」で何度か取り上げられたものであり、秘密保護法案や『劇場版Ⅲ』でも触れられた国防意識、さらには安倍政権の推している女性の活用など、時流に合ったワードが随所に盛り込まれています。
 と、導入部のスケール感は抜群である反面、興水脚本にありがちな“大きな影をちらつかせ、最終的に身近な動機に落とす”パターンが顕著に表れてもいて、この手のフェイクがもはや誤導として活きていないのはマイナス点。日常のすぐ隣で展開される国家的危機という緊張感を持った前半から、後半は急に嵐の山荘ちっくな物語に変わってしまい、まったく別のステージをふたつ組み合わせたかのようなバランスの悪さもイマイチでした。

 仲間由紀恵なんて『相棒』っぽくない豪華ゲストをキャスティングしたかと思ったら、まさかの準レギュラー化の布石が打たれたのには驚きました。卒業する人は多くとも、基本的に新相棒関連以外でレギュラーとして参入するキャラクターが殆どない作品だけに、シリーズの今後に大きな影響を与えそうな人物を初っ端からこさえてきたのは大いに意外です。
 このあたり、いきあたりばったりで作っていた松本GPが異動した結果なのかなー、とも思ったり。しかし、広報課じゃあそれほど大事をやらかせそうにもないんですけど、どうするつもりなんでしょう?
 「激動のシーズン」と銘打たれたSeason 13、どんな物語が待っているのか楽しみです。


スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

当ブログはリンクフリーです。
お気軽にどうぞ。

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

ただいまの積読本

現在:456冊                        目指すは未踏の500冊! 最新の15冊を表示。                 冊数をクリックするとすべての積読本を見られます。

ブログ内検索

作家別作品アーカイブ

過去の読書記録はこちらから。 作家名が五十音順に、それぞれシリーズごとに見られます。

評価について

★☆☆☆☆ 破り捨てたい衝動に ★★☆☆☆ うーん。これはびみょ(ry       ★★★☆☆ 普通に面白いです ★★★★☆ 一読の価値アリ ★★★★★ 殿堂入り                ★×4以上は自信を持ってオススメ  ★×5はとりあえず読んでほしい傑作

2014年のベスト5

2014年に読んだ小説の       (暫定)ベスト5はこれ!!

2012年のベスト5

2012年に読んだ小説の        ベスト5はこれ!!

2011年のベスト5

2011年に読んだ小説の          ベスト5はこれ!!

1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

最近の記事

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

アソシエイト

アクセス解析