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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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ムック『オフィシャルガイドブック 相棒 Vol.2』

オフィシャルガイドブック相棒vol.2 (NIKKO MOOK)オフィシャルガイドブック相棒vol.2 (NIKKO MOOK)

日本工業新聞新社 2009-10-28
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★★★★☆
今、薫が去って尊が来て、先に行くためにこういう自然の流れの中で起きている。
とすると、まだまだ向かえる世界があると思うんですよ。

TVドラマ「相棒」のすべてがわかるオフィシャルガイドブック。キャスト&スタッフのインタビュー、キャラクターの徹底検証、シーズン5〜7のエピソード、シーズン8の見どころなど、写真&小ネタ満載で紹介。


 待望の『オフィシャルガイドブック 相棒』第2弾!ようやく発売です。
 落ち着いた雰囲気の前巻とは打って変わって、全体にカラフルなつくりの今巻は劇場版のガイドブックのような明るい紙面。キーワードはずばり、“相棒の色”です。インタビューなんかでも訊きまくってます。雰囲気的には前のシックな感じの方が好きだったんですけどね。

 今回はSeason 5~Season 7までをフィーチャーということで、キャラクター紹介で挙げられるエピソードなどもあくまでもそれに準じたカタチになっています。帝都新聞のキャップと美咲先生が前回から追加されているのが嬉しいですね。一応、再登場キャラしか載せないという決まりがあるっぽいこのキャラ紹介で、城代金融の向島やホテルアマゾンの支配人が漏れていたのはちと残念。再登場に拘らなければ私立探偵の矢木さんなんかも入れて欲しかったんだけどな。

 しかし解せないのは人物相関図をSeason 8のスタート時のものにしてしまったところ。いや、ね、水谷さんのインタビューにもあったとおり、薫ちゃんが抜けて神戸くんが入ってくるという流れは大河性を持たせるという面から見ても異論はないわけですよ。むしろ、公式ページが荒れるまでになった英断を下した制作陣の姿勢と方針をかなり買っているし、歓迎しています。
 ただ、これはあくまでもSeason 5~Season 7のガイドブックなのだから、相関図、インタビュー等は右京さん&薫ちゃんのコンビを主としてやるべきだったと思います。薫ちゃんが特命を辞めて、の寺脇さんのインタビューなんかも読みたいし。なんというか、早く神戸くんに馴染ませようとつっ走っちゃった感じ?これは反神戸派にとっては火に油かもしれん……。
 このタイミングで出すからには『相棒』第1章のまとめという形をとるのがキレイだったと思うんですけどね。残念賞!@あずまんが大王

 あと若干の誤植というか勘違い文を発見しまして。
 大河内さんの作ろうとしているモノって、日本版NSAだと思うんですよ。それがSeason 5 最終話「サザンカの咲く頃」で語られた官僚の日本版CIA構想とごっちゃになっていて、大河内さんがCIA設立を目論んでいるような書かれ方をされているところがありました。
 まあ自分も以前、誤解していたことがあるので大きなことは言えないのですが、細かいことが気になってしまうのが僕の悪い癖(これが言いたかっただけ!?

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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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