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相棒-劇場版Ⅲ- 序章


★★★★★
 既に10日ほど経ってしまいましたが、『相棒-劇場版Ⅲ-』公開に併せてネット配信された新作エピソードが地上波の再放送枠にて放送されました。『相棒』は欠番扱いの Season 3 第7話も含め、宝塚版、裏相棒、土ワイ版に新規映像を加えた Season 6.5、日曜洋画劇場放送時のおまけドラマである Season 7.6 とこれまで全部録画してディスクに保存してきているので(DVDとBDにして60枚以上!)今回の放映は渡りに船。ちょうど Season 12 を録っていた BD に余り容量があったため、『スマステ』の特集と『徹子の部屋』出演回と一緒にぶち込みました。

 この「序章」は時系列では 11 と 12 の間に当たり、『劇場版-Ⅲ-』の後日談として、鳳凰島の事件を経験した右京さんとカイトくんがさらに遡って 10 と 11 の合間――右京さんがロンドン旅行中に捜査一課が担当したとある事件を回想する形で描かれます。
 扱われる事件は『相棒』では珍しい直球のホワイダニット。密室状況に遺体がふたつ、どちらかが他殺で片方は自殺だが、放っておいても両者の餓死は免れない状況で、なぜわざわざ“殺人”を起こす必要があったのか?が大きな謎として提示されます。魅力的な謎と納得の解答、そこに込められた想いの深さとシビアに突き刺さる報われなさは『相棒』のエッセンがこれでもかと凝縮されており、ミステリとしても面白いしドラマとしてもやり切れない。
 間違いなく Season 12 中最高出来のエピソード。これを連続ドラマの1話として流していたら、単調に終わってしまった Season 12 の評価もまた変わっていただろうな、と感じさせるだけの名篇でした。
 ちなみに「序章」とはいいつつも作中時系列どおり『劇場版Ⅲ』の後にエピローグとして観た方が、あれがああ繋がって~と前後関係がよくわかるのでより楽しめるんじゃないでしょうか。
 次の『相棒』関連トピックは実は公開日に観ていた『劇場版Ⅲ』。それが終わったら遅ればせながら Season 12 の総括にいきたいと思います(実は「序章」のテレビ放映を待っていたので今シーズンの総括がまだだったのでした)


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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