2014.03/16 [Sun]
映画『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア VEROKRON hunting』

★★★☆☆
今回、バルタンバトラー・バレル、ガッツガンナー・ガルム、マグママスター・マグナら「ラッシュハンターズ」の3人が挑むターゲットはミサイル超獣ベロクロン。ベロクロンの全身から放たれる全方位ミサイルが容赦なく迫る中、最大の危機をチャンスに変えろ! はたしてこのハンティングの結末は!? (2014年 日本)
昨日公開された『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』を早速観てきました。
大きい劇場にだいたい1/4くらいの人の入りで、公開直後な上に休日だというのにコレで本当に大丈夫なのかと心配にもなりますが、ミニシアターランキングで1位を獲得した前作もだいたいそんなものだったので、うちの近所の映画館が単純にウルトラ不人気な立地だったのでしょう。そう思いたい。
というわけで、2作目となる『ギンガ』の劇場SPも同時上映のCGアニメ『大怪獣ラッシュ』からのオープニングです。映像作品では初顔見世となった前回とは異なり、今作は『ウルトラマン列伝』内にて放映された短編ストーリーに直接連なるエピソード。「ANTLAR Hunting」で手柄をダダに掻っ攫われたその後の出来事が描かれます。
それだけにテレビ放映分からフィードバックされたセリフも見受けられ、中でもアントラー戦にてガルムに諭されたセリフをバレルがそのままマグナに述べるシーンには痺れます。自分を除いたバルタン一族全員が既に滅亡し、死に急いでいるかのような気すらあったバレルにとって「仲間」という言葉は額面以上に重たいものであり、だからこそ彼がラッシュハンターズのふたりを初めてそう呼ぶことに感慨が生まれる。
クールなバレル、年長者としての渋さを漂わせるガルム、直球で突っ走るマグナのやりとりは本当にカッコ良く、とびきりハードボイルドです。
ベロクロンのミサイル攻撃もこれぞ劇場版!な大迫力で堪能しました。話の展開からして続きもあるのかな? 3分コーナーではドラマ性、世界観の描き込み共にどうしても限界が出てくるので、欲をいえば30分枠でアニメ化してほしいですね。
そんなこんなで今日はここまで。映画本編の感想はまた明日、改めて。
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