積読本は積読け!!

300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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相棒 Season 12 第10話「ボマー」


★★★☆☆
 毎年恒例の元日スペシャル。脚本担当は3年続けて太田愛ということで、こちらもお馴染みとなってきました。
 そして何といっても最大のトピックは、特命係の甲斐享がテロリストとして指名手配されるというストーリーで、刑事部長が狙撃されるショッキングな展開含め、爆弾を巻かれた少年と共に逃走するカイトくんと、その真意を探ろうとする右京さんの双方から物語が進行するお正月らしいエンタメ色の強いスペシャル編となっています。
――が、特命の片方が犯人と接触しつつも身動きができない状況に縛られるシチュエーションは同じく太田脚本回である「ピエロ」と被りますし、「人間爆弾」「ついている女」といった既存のエピソードの寄せ集めのように見えてしまうのも難でしょう。
 警察内に犯人がいて捜査の方向を誘導している筋立てもバレバレなため、視聴者的にはいまいち物語に乗りきれず、結果としてスリリングさを欠いてしまった感も否めません。犯人だけでなく視聴者ごと騙くらかすひっくり返しもあってつまらなくはなかったけれど、2時間半を引っ張る訴求にはちょっと乏しかったです。

 ゲストの中村橋之助はさすがの演技力。爆弾のスイッチを入れようとして馬脚を現すシーンのにやり顔は、多少わざとらしくはあるものの、悪役のケレン味たっぷりでした。その後の右京さんとのやりとりも力入っていましたね。
 『電王』の愛理さんこと大石真弓婦警もまさかの再登場で嬉しいです。今後もちょくちょく出てきて貰いたいところ。佐藤藍子もきりりとした役が良く似合い、相変わらず可愛いです。

 ごく個人的には、ジャーナリズム万歳!な意見には必ずしも賛同し兼ねるどころか、マスコミの無神経さや煽り立てはむしろ嫌いですらありますが、それ以上に特定秘密保護法案と現自民党政権のやりたい放題(あの強行採決の後で「もっと丁寧に議論すべきだった云々」と平気で言ってのける安倍の厚かましさよ!)加減はヤバいと思っているので、今回の社会派要素は「いいぞ、もっとやれ!」という感じ。まあ、このあたりを批判し出すと長くなってしまうし、ブログで述べることでもないと思うので、今回はこの辺で。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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2014年に読んだ小説の       (暫定)ベスト5はこれ!!

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2012年に読んだ小説の        ベスト5はこれ!!

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2011年に読んだ小説の          ベスト5はこれ!!

1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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