2013.12/22 [Sun]
スター・ウォーズ クローン・ウォーズ Season 3 第8話~第9話
Season 1 のファイナル・エピソード「人質」の前日譚と後日談。「邪悪なる計画」はお馴染みドロイドコンビの冒険話で、ズィロの解放を目論むキャド・ベインが元老院ビルの情報を奪うために3POとR2に接触します。
以前のグリーヴァス回もそうでしたが、R2はアナキンの方針により他のドロイドと違ってメモリーワイプを全く受けていないため、その記憶装置の中にはSS級の機密情報がてんこ盛りなんですね。もはやR2は共和国の歩く生命線と呼んでも過言ではないかと。
今回のエピソードでもアナキンはR2の身に何が起きたのかを知る由もなく、その危機管理能力の欠如がもたらしたのが件の元老院ビル襲撃事件といえるでしょう。パドメといちゃついてライトセイバーを手放してしまう失敗も含め、久々に「本編アナキン」近いダメキャラとして描かれています。
「ズィロを追え!」ではなんとスピオフ出自のキャラクターであるクインラン・ヴォスが参戦! マスター・ヴォスはルーカスが気に入って『EP1』のタトゥイーンのシーンでさり気に登場させたり、『EP3』でも言及されるわ、スピンオフ作家にオーダー66で殺さないように指示したりもされたジョージ・ルーカスのご贔屓さんです。しっかし、CV.藤原啓治はちゃらいなぁー。
そしてマニアックといえば、ズィロ暗殺に送り込まれたのが『EP6』でマックス・レボ楽団にいたサイ・スヌートルズ、アナキンの元主人のガーデュラ・ザ・ハットまで出てきます。特に後者については『EP1』直後の事件であるゲーム『ジャンゴ・フェット』で“死亡した”とされた人物ということもあり、初放送時は相当物議を醸したそうですが、そうした矛盾点を後付け設定で辻褄合わせする無理くり感を楽しめてこそ真のSWファン。いかにして矛盾を理屈付けたかに燃えるのです。
それにしてもキャド・ベインは強い。殆ど生身の状態でジェダイふたりを相手取り、一歩も退かないところを見ると、ジャンゴよりも数倍強いんじゃないでしょうか。まさか、デュロスがここまでカッコ良くなるとは。禿頭を隠すカウボーイハットの効果も大きいですね。
ちなみにキャド・ベインの相棒ドロイド、トド360は Season 2 で爆弾にされてしまいましたが、その後アナキンが情報収集のために修復、脱走して再びベインの元へ戻るストーリーがコミックにあるらしく、今回トドが復活していたのにはそういう理由があったそうです。R2に負けず劣らず、トドも凄いドロイドです。
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