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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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スター・ウォーズ クローン・ウォーズ Season 3 第1話~第2話


 2015年末には『EP7』、来年には『Star Wars Rebels』が放送開始ということで、『CW』をさっさと片付けてしまおうとレンタルしてきました。本当はBOXも欲しかったのですが、未公開エピソードがどう転ぶかわからないので、とりあえず今回のコンプリートBOXは保留ということで。

 さて、Season 3 のオープニングは Season 1 第5話「ルーキーたち」の前日譚に当たるドミノ小隊の訓練生時代のエピソードと、時系列的には最新となるカミーノ侵攻の2部作。時間的にはかなり間の空いた2つのエピソードなのに、続けて見るときちんと繋がっているというのは、『CW』に限らず『SW』スピンオフの特徴です。
 カミーノのトルーパーたちはジェダイ・マスターのシャアク・ティと傭兵たちによって育てられている模様。シャアク・ティはアソーカと同じくトグルータですが、キャラデザによる線の細さが実写版よりも美人に感じさせます。
 スポ根ドラマばりのドミノ小隊の衝突と和解、卒業までの流れも見どころですけれど、それ以上に魅力的だったのが教官陣ですね。シャアック・ティ、エボダイちっくな見た目の傭兵教官のブリック、アルコーナのエルレスそれぞれがそれぞれに別の視点からトルーパーたちを見守っており、落第生のドミノ分隊が機転を利かせてテストをパスさせた際の喜びようも印象的でした。

 設定面では、ジャンゴ・フェットの死亡により、新鮮な遺伝子が提供できなくなり、それによってクローンの劣化が始まってきているという点も興味深いです。クローン大戦初期は機械的でありコードナンバーしかなかったクローントルーパーたちが、やがてそれぞれに名前を持ち、個性を花開かせていくようになったことへの補完がこうした形で為されるとは。
 遺伝子劣化によって誕生した“失敗作”の99号と、彼を巡る物語も「クローントルーパーとは何か」を論じる上では外せないでしょう。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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