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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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映画『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア DINO-TANK hunting』

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★★★☆☆
ウルトラマンたちが存在しない宇宙「プラズマギャラクシー」で、プラズマ怪獣からプラズマソウルを獲得するのを生業としている宇宙人ハンターたち。宇宙人ハンターのバルタンバトラー・バレル、ガッツガンナー・ガルム、マグママスター・マグナは砂漠の惑星にたどり着く。高機動力で目前に迫る恐竜戦車マークIIに対し、3人の宇宙人ハンターは戦いを挑んでいく。


 『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』と同時上映のフルCG短編アニメ。データカードダス筐体『大怪獣バトル』の流れを継いで新たに登場した新ゲーム『大怪獣ラッシュ』の世界観をアニメの世界の落とし込んだショートムービーです。
 本企画が発表されたのは『ウルトラマンギンガ』とまったく同時のタイミングで、これからの円谷プロを支える重大プロジェクトのひとつでもあります。
 記者会見の際にお披露目されたバルタン星人のリファインはあまりにもカッコ良く、まさかこういった形で映像化されるとは思ってもみませんでした。

 短編ムービーであるために深い説明やストーリーは省かれ、恐竜戦車とバレルたちチームとの戦闘に絞られて描かれる本作。短いながらに老練なガルム、血気盛んなマグナ、冷静沈着で極めてクールなバレルの性格と関係性をハンティング中のやりとりでさらっと見せてくれ、CGアニメのクオリティの高さも相俟ってかなり満足度の高い作品となっています。
 日本ではCGアニメというジャンルはあまり隆盛していませんが、単純に映像クオリティだけ見れば、米国の『SW クローン・ウォーズ』に引けをとらないのではないでしょうか。まぁ、これが30分作れるかどうかという差はありますが。
 こうした映像を見せられるとついついフィギュアが欲しくなってしまうのが特ヲタの性ですけれど、『ウルトラマンギンガ』に『大怪獣ラッシュ』と魅力的な新キャラクターが数多く登場し、ひと昔前ならばHGシリーズのラインナップにイチ早く取り入れられそうな大チャンスなのに、いまのバンダイ(特にガチャ関連)にはまったく期待できないのだから、悲しいものです。

 尚、『大怪獣ラッシュ』シリーズのCGアニメは『新ウルトラマン列伝』内にてシリーズ放送されることも決まっているので、こちらも楽しみにしておきましょう。



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プロフィール

はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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