2013.06/25 [Tue]
映画『アナコンダ』
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★★★★☆
伝説のインディオ、シリシャマ族を求めてアマゾンに来た若き文化人類学者ケイルと、その恋人で女性記録映画作家のテリー率いる撮影隊は、カメラマンのダニー、録音技師ゲアリー、彼の恋人でプロダクション・マネジャーのデニス、リポーターのウエストリッジ、そして現地人ガイドのマテオの7人編成。探索の途中、一行は蛇の密猟をしているという謎の男サローンを助ける。シリシャマ族の見たという彼は、案内してもよいと言う。数日後、ケイルが猛毒の蜂の襲われ、意識不明の重体に。一刻の早く病院に連れていくため、船はサローンが近道だと言った支流入るが、行く手には人工の柵が阻んでいた。 (1997年 アメリカ)
地上波で放送があったので録画視聴。
モンスター・パニックにおいて、サメ系と並んで圧倒的な作品数を誇るヘビ映画。その中でも最も有名な作品であり、一般への認知度も『ジョーズ』、『トレマーズ』、『ジュラシック・パーク』、『エイリアン』に迫る(と思われる)、間違いなくこのジャンルの代表選手です。
アマゾンの奥地を船で踏破していくジャングル・クルーズ的な冒険ロマンと未知の遺物や廃墟跡、途中から乗船してくるいかにも怪しげな男の導きにより、段々と道程から外れていく不穏な空気。未開の密林を往く一行の前には、アナコンダ登場までの間にも数々のトラブルが目まぐるしく立ちはだかり、まるでアトラクションを体感しているかのようにドキドキします。
今回で何度目かの鑑賞になるのですが、展開や結末がわかっていても飽きることなく観られるのは、さすがはA級モンスター・パニックといったところ。
キャラクターの立ち具合も良い。特に、狂気と執念に駆られた敵役・サローンの存在感はアナコンダすらも食ってしまい兼ねない勢いで、撮影クルー×サローン×アナコンダの三つ巴は後半になるにつれてどんどん面白くなっていきます。
情けないながらも地味に漢気を見せるウエストリッジの活躍も見逃せません。
勿論、メインのアナコンダもその巨大さや素早さ、造型で存分にインパクトを発揮しており、最期の瞬間にヘビの咥内から犠牲者を映すといった一風変わった手法も採られている点も注目でしょう。
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