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ネオ・ウルトラQ 第6話「もっとも臭い島」


 ようやっと、全「ウルトラ」ファン待望の巨大怪獣モノ。といっても身長が8メートルと『ウルトラマン』に登場する怪獣たちよりも随分と小さめに設定されているのが人間主体の『ウルトラQ』らしいです。確かオリジナル版のゴメスが10メートルでしたよね。仮にセーデガンが後々「ウルトラマン」の方に輸入されることになれば、セーデガン(S)となりそうです。
 無人島に漂着した優希がそこで出逢ったのは、醜悪な見た目で悪臭を放つ怪獣、セーデガン。外見とは裏腹に優しい性格の持ち主であったセーデガンと優希は心を通わせます。やがて一隻の船に拾われてて無事自らの家に帰り着くことができた優希は、セーデガンの悪臭が何とも言えない芳香していることに気付き、香水をつくることを想いいつく――というのが、今回のストーリー。
 強烈な臭いを発するというだけで自衛隊の駆除の対象にされてしまうセーデガンと、彼を守ろうとする優希の切ない物語かと思いきや、そこで終わらせないのが『ウルトラQ』。何ともJホラーなオチが待っていました。

 自衛出動のための理由がどれも尤もらしいところがまた小憎らしく、少なからず感情移入していただろう視聴者を容赦なくあざ笑う結末の皮肉さが効いています。
 よくよく思い返せば、結構な量の伏線を撒いていたことにも気付かされ、『ネオ・ウルトラQ』ではいまのところベストな作品でしょう。変に哲学思想を押し付けてくるような作風よりも、お話の中にぴりっと刺激物を混ぜたようなこうした内容の方が素直に楽しめますね。次回も怪獣モノの「鉄の貝」。期待しています。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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