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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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映画『サマーウォーズ』

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★★★★★
ねぇ、バイトしない?
天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、あこがれの先輩・夏希に頼まれ、長野にある彼女の田舎へ。そこで二人を待っていたのは、大勢の夏希の親せきたちだった。しかも、健二は夏希から「婚約者のふりをして」と頼まれ、親せきの面々に圧倒されながらも大役を務めることに……。
(2009年 日本)


と、まぁ公開日に観に行ったのに人が多すぎて観られなかったという因縁の映画『サマーウォーズ』。数日前にリベンジで観てきたのですが、それでもかなりの人がいました。
で。

 夏は卑怯ですよ、夏は。それだけで補正が掛かってしまう。そんな夏補正が掛かっているとはいえ、これにはかなりやられました。これ以上ないくらいに青春ですよ。良い映画だったよ! おばあちゃん!
  キャラクターのみならず背景も、夏の雰囲気や田舎の風景などの描写がキレイで、音楽も良い。サントラ聴いただけでなんかこう、きゅうぅとします。加えて主題歌が山下達郎ですよ?ジュブナイルですよ?これで名作にならないわけがないっ!!

 ストーリーはシンプルで、電脳の仮想世界がOZが既に社会基盤のひとつと化している時代の日本(それ以外はまるで現在の日本と変わりません)、ラブマシーンと呼ばれる人工知能が暴走を始め、現実世界にも影響を与え始める。劇中起こる“あるできごと”を通してラブマシーンを野放しにする危険性を感じた主人公・健二は陣内家の面々と共に立ち上がる、というもの。
 設定だけ聴いたときは『電脳コイル』みたいな感じかな、と思っていたのですが、どちらかというと『グリッドマン』ですかね。いや、『デジモン』の映画が元ネタだそうですが、当該『ぼくらのウォーゲーム』は未見なので。

 デジタル(=人工知能)に対してアナログ(=人との繋がり)というのは王道過ぎるほどに王道で、ともすれば説教くさくなりそうなものですが、危機的状況下で栄おばあちゃんが各方面に電話を掛けて叱咤激励するシーン(黒電話というのもポイント)や、陣内の面々が協力してラブマシーンに立ち向かう準備を整えていくところ、終盤の“奇跡”など、いやらしくなく自然な流れで、人と人との繋がりは大事なんだな、ということを思わさせてくれます。
 『スタートレック』のボーグの話なんかもそうでした。すべての知識と生命体を同化しようというボーグに対し、ヴォイジャーやエンタープライズのクルーはそれぞれ“個”であるからこそ素晴らしい、別々のものが繋がるからこそ見えてくるものがある、と。映画『プリキュアオールスターズ』でもそんな感じのことが掲げられていました(そういや、まだレビュー書いてない……)
 普遍的で王道なテーマを、飽きさせず観客に見せるというのもまた、ひとつの技量なんでしょうね。

 しかし、ああいう大家族、良いですよね。世界の危機を目の前にして、みんなでいつもどおりに食事をするシーンはお気に入りです。
ああ!私も夏希先輩と田舎に(ry
 そんなわけで。わりと色々なアニメを見ている自分ですが、悩みに悩んでこの作品、個人的アニメランキングベスト25圏内で良いかと思います。
 まあ他にどんな作品がランクインしているのかは誰も興味がないだろうけど、そのうち上げます。

んー それにしても、映画『虹色ほたる』に早くも期待してしまうわ。
(夏のアニメ映画という以外に関連性ゼロだけど)


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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