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300冊の積読本もなんのその、本や映画の感想などをつらつらと述べてみたり。

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ネオ・ウルトラQ 第3話「宇宙から来たビジネスマン」


 怪獣モノを2編続けてやったので、今週は宇宙人との対話を中心とした変化球エピソードです。地球の「美」を買い付けるため、宇宙からやって来たヴァルカヌス星人。美しい容姿を手に入れる対価として身柄を確保されてしまった美樹さんを取り戻すため、主人公チームが奮闘します。
 ヴァルカヌス星人はいわゆる着ぐるみ系ではなく、『スタートレック』に登場するような特殊メイクタイプのヴィジュアルで、見た目にもリアリティがあるところが良い。「ウルトラシリーズ」ではあまり見られないタイプのエイリアンですね。
 というかヴァルカヌス星人は“グローザ星系人・氷結のグロッケン”みたいに、後々図鑑に載るときは“ヴァルカヌス星人・羽屋丈二”と個人名付きで載るのかしら。それはそれでシュールなんですけど。

 印象的だったのは、負のオーラを集める過程で結婚詐欺師の男を危うく死なせてしまうハメになった絵美ちゃんが、「あんな男死んだって誰も傷つかない」とまで言ってしまう点です。こういったドラマは主人公サイドを清廉潔白な正しい人間として扱いがちですが、ヒロインの冷たく黒い部分をしっかりと見せつけてくれたのには素直に感心しました。
 主人公たちの「美樹さんを助けたい」というという願いが必ずしも通じることなく、連れ去られる本人の想いとは真逆であるというストーリーは王道ではありますが、予め絵美ちゃんの醜さを描いたことによって、結局のところ主人公チームは美樹さんの意思を無視して「彼女を助けたい自分」に酔っていただけなんじゃないか、と視聴者に思わせるところにも深みを感じました。
 ヴァルカヌス星人の意外と話のわかるキャラクターといい、これまでの3話の中では1番面白かったです。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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