2013.01/14 [Mon]
ムック『リスアニ! Vol.10.1 別冊キャラクター・ソング』
![]() | リスアニ! Vol.10.1 別冊キャラクター・ソング (M-ON! ANNEX 559号) エムオン・エンタテインメント 2012-10-09 売り上げランキング : 130947 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
★★★☆☆
シリーズアニメ化も決定し、今もっとも勢いに乗るスクールアイドルプロジェクト「ラブライブ!」。そんな「ラブライブ!」の世界をリスアニ! ならではの視点で見る、40ページの大特集! アイドルとして活躍するμ`sのメンバー9人へのインタビューはもちろん、サウンド面、映像面、そしてライブと、さまざまな視点から「ラブライブ!」をどこまでも熱く語る、永久保存企画! μ'sスペシャル・トーク・セッション/監督・京極尚彦に よる映像解説/作詞家・畑 亜貴 INTERVIEW/ラブライブ!ディスクガイド ほか
「リスアニ!」第15弾。
昨年10月に発売されたアニメソングに特化した専門誌『リスアニ!』の別冊号です。従来までのアニソン雑誌というとどうしてもグラビアメインであくまでも消費型の雑誌として出版されるものが多かったのですが、『リスアニ!』は新アニメの放送に伴って年4回刊行の季刊誌であり、なおかつ永久保存に向いたしっかりとした紙質のムック――しかも、内容的にも非常に充実していることもあり、刊行当初から毎号購入しています。
とはいえ、本ブログ左上の「ただいまの積読本」コーナーを見てもわかるとおり、年末の『本格ミステリ・ベスト10』顔負けの情報量とボリュームが祟って最初から最後まで完璧に読み切るということがあまりなく、これまでわりと積読行きにしていました。
しかし、なんといっても今回は『ラブライブ!』特集! 前々から『ラブライブ!』楽曲の質の高さには注目していたので、こうして大きく取り上げてくれるのは嬉しい限り。μ'sの「Mermaid festa vol.1」はiTunesの殿堂入りプレイリストに入れているくらいに好きです。
キャラクターインタビューといった謎企画(?)から全キャストを網羅した対談、作詞家インタビュー、これまでにリリースされた全CDのレビューなど、相当力が入っています。まさにこの特集1本で『ラブライブ!』がだいたいわかってしまう仕様です。私はまだ1月からのアニメ放送を見ていませんが、これは期待が高まりますね。
後半はキャラソンの歴史と編集部が選ぶゼロ年代後半以降のキャラソン100選。前にゆでたまごが「キャラクターソングを一番最初に導入したのは『キン肉マン』だった」と述べていたことを読んだ記憶がありましたが、単に最近の楽曲を取り上げるだけではなく、そのあたりの古い年代のことから現在までを流れで解説しているので非常に勉強になります。
それにしてもレ・ミィ×コトナ「ありのままでlovin' U」や一条かれん (CV.南里侑香)「毎日がRendez-vous」をセレクトしているところはさすがですね。でも『テニスの王子様』からリョーマ君の「Dreaming on the Radio」は入れておくべきだったよね!と、まぁそんな感じで文句を垂れつつ堪能させて頂きました。
最近のアニソン事情にはあまり明るくないので、とりあえずは『ゆるゆり』『ひだまりスケッチ』あたりの曲から聴いてみるかなー。
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