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相棒 Season 11 第8話「棋風」


★★★☆☆

注目を集める将棋界の時田名人と将棋ソフトとの将棋電脳戦が実現した! 世紀の対局を前に、将棋ソフトの開発者で人工知能研究者の安西が、研究室で遺体となって発見されてしまう。切れた蛍光灯を取り換えようとしたときに転落しての事故死と思われたが、右京は現場で不審な点を発見し……。


 死因が頭をゴンだったことを除けば、名人のどこか浮世離れしたキャラクターも立っていて及第点の出来でした。『相棒』で将棋を題材にした事件はSeason 7「希望の終盤」の続いて2回目。今回は人工知能と人間の対決というちょっと変わったアプローチです。
 伏線はわりと読みやすく、コンピューター画面を映さなくなったあたりからパターンが読めてしまったのが残念。特殊設定ミステリ好きとしては人工知能と聞くと滾るものがあり、せっかくのSF要素なのだからブーイング覚悟で人工知能が犯人とかやっても良かったと思うんですよね。

 これで前回の「幽霊屋敷」も“すべての論理的推理が否定されて、最終的に幽霊がやったとしか説明の付けようがない”みたいなアンチミステリなオチにしていたら、2話連続で後世に語り継がれる話になったんじゃないかしら。まあ『UN-GO』のアニメが始まった当初、因果のような人外が登場するとミステリとして成り立たなくなるという意見が噴出したことは記憶に新しいですが、それでも暗示による殺人や夢オチすらもかましてしまう『相棒』ならば、ひとつの結末として案外受け入れられるような気がします。
 そろそろ「殺してくれとアイツは言った」、「夢を喰う女」、「冤罪」、「汚れある悪戯」レベルの超弩級のインパクトを残す作品を観てみたいですね。


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はろーすみす

Author:はろーすみす
シリーズものも平気で数年寝かせる積読家。本格ミステリとスター・ウォーズ小説を中心に読み漁り、新刊・話題作はあまり追っていません。

好きなミステリ作家は古野まほろ、はやみねかおる、西尾維新、霧舎巧。
ジャンル外では築山桂と小川一水。
講談社ノベルスをこよなく愛す特ヲタ。

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2012年に読んだ小説の        ベスト5はこれ!!

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1.トリプルプレイ助悪郎(2007年刊)   2.名探偵に薔薇を(1998年刊)             3.化物語(2006年刊)          4.時砂の王(2007年刊)                  5.天帝の愛でたまう孤島(2007年)

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